寒くなるペースが速過ぎ!!冷え症にはキツイ季節です、でおなじみのrodanサイクル
です。
今回のお題は、パンク修理の話です!!いや、実は細かいことをいうとチューブ修理
です。ロードバイクに乗るとパンクは絶対に避けて通れない項目です。そのため、
できるだけ、パンクにならない予防策が大切と書いたことがあります。
しかしですね、パンクに遭遇しない人は0%と言っても過言ではありません。
パンク修理というとついついチューブを交換することをイメージします。全くもって正解
なのです。まずは、チューブ交換のやり方を知る必要があります。
しかし、今回は、そこを飛ばして、チューブ自体を修理する話をしたいと思います。
チューブ交換さえ、初心者にはしんどいのに、チューブ修理って、マジ?!って印象を
持つかもしれませんが、大丈夫です。これは、難しくありません。ロングライドの安心感が
超絶アップするので、是非覚えちゃいましょう!!
では、いってみよ~~~
なぜ、チューブを修理する?
詳しいことの前に、なぜチューブを修理するかについて書いていきます。
理由は、替えのチューブを持つにしても2つぐらいのため、パンクが頻発した場合にどうにも
ならなくなってしまうからです。
また、パンクする度に、チューブ交換をしていたらいくら安いといっても結構な出費になります。
パンクは本当にきまぐれです。私のパンク連発記録は、1時間~1時間30分程度内で、3回というのが
あります。あの時は、心が完全に折れましたね。本当に運が無い日でした。
ちなみに、それは、雨の日だったのですが、どうも雨の日の方がパンク遭遇率が高い気がします。
あくまで、気分の問題なので正しいか分かりませんが、そのように思います。
こういうことは、結構あるあるな話です。ここ最近は、空気圧管理をしっかりやっているせいか
パンクに遭遇することぐっと減りましたが、それでも遭遇しないということはないです。
チューブ自体の経年劣化なども伴い、発生するのだと思います。なにせ、ローラー台に乗っている
だけで、パンクすることもあります。もう正確な理由なんて分かりませんよ(笑)。
そのたびに、チューブを交換していたら、思っている以上にお金がボンボン飛んで行ってしまいます。
チューブ修理をするメリットとデメリット
チューブ修理をするメリットとデメリットをまとめます。
チューブ修理をするメリット
まずは、メリットですが、
- 費用が全然掛かりません。
- パンクが頻発した時に助かる
- 団体走行の時に重宝される
こんなところですかね。
チューブの価格は、メーカーや品質によって大きく変わります。
ご覧のようにだいたい300~4,000円くらいまでと幅が広いです。多くの方々が利用するであろう
商品は、700~1,200円くらいと思われます。パンク1回のロングライドで2回も遭遇したら、なんと
高い場合で2,400円も喪失することになります。財布の軽量化の貢献度が高過ぎます!!
これが、チューブ修理が出来ると恐らく100円程度で済むことになります。
また、お金の問題だけでなく、荷物を多く持つ必要性がなくなります。ロングライドのコツに
荷物をあまり持たない方が良いということを書きましたが、チューブ修理は大きく貢献出来ます。
また、チューブ交換以外の方法を知っているとロングライド時の安心感がグッと高まります。
是非是非覚えちゃいましょう!!
デメリットについて
では、デメリットですが、
- 慣れるのにめんどくさい
- 失敗する場合がある
- 手が汚れる
- 時間が少し掛かる
こんなところです。いづれのデメリットも、メリットとのトレードオフのような項目なので、
しゃーないです(笑)
要は、スキルがほんの少しですが伴うので、詳しい人にしっかり教えて貰いたいところです。
故に、お世話になっている自転車屋さんにきちんと教えて貰いましょう。もしお世話になっている
自転車屋さんがなければ、それを作るかロードバイク経験が長い友達を作りましょう。
チューブを修理する道具
では、用意するものを書いていきます。
- 穴をふさぐパッチ
- パッチを付ける糊
- 穴付近に糊が付き易いようにするヤスリ
以上です。なんとたった3つです。簡単でしょ?!おそるるに足らずです。
ちなみに、これを買ってしまうとそれだけで済んでしまいます。個人的には、このような
修理品は、王道メーカーを使用するべきと思ってます。そのため、Tiptop社1択しか選択肢に
ありません。もし、他を行くならParktool社ならいいかなと思います。それ以外でも悪い
ことはありません。
私は、出来るようになるまでは、チューブなんて交換でいいだろうと思ってましたが、
走る量が増えるにつれて、考え方が変わりました。交換するだけだと、走りたい時に走れない
なんてことが出てくるようになったからです。チューブの在庫なんて数個程度しかしないので、
連発しちゃうと走れませんとなります。せっかく時間が取れたのにーーーーーー!!ってこと
にならないようにしたいですね。
チューブ修理のやり方
① 穴がどこかを判別する
まずは、タイヤを外してチューブを取り出します。そして、ポンプで空気を入れて穴がどこに
あるかを突き止めます。この時、分かり易いと音で直ぐに分かります。しかし、分かりづらい
微妙な穴の場合は、音で確認が出来ません。その場合は、バケツやおけに水を入れて、空気を
入れたチューブをその中に入れてどこから空気が漏れているか探ります。微妙な穴な場合でも、
これをやれば100%原因を突き止めることが出来ます。
② 穴周辺をヤスリでする
上記の通り、糊でパッチをはりつけるのですが、糊の浸透をよくするために穴周辺をヤスリで
すります。擦り過ぎるとゴムが痛み過ぎるので、適度という曖昧表現で申し訳ないですが、
擦りましょう。
③ そして穴周辺に糊を付ける
糊は、少量で十分です。うすーく、しっかり伸ばして、穴やパッチの大きさをカバーできる
面積ぐらいが目安です。ここでポイント!!糊を付けてからどれくらい待つかというのが
結構悩ましいところです。考え方は色々あるでしょうが、私は、7,8割乾いてから貼り付ける
ようにしてます。量にもよりますが、塗ってから数分は待つことになります。糊が乾いてない
状態でパッチをはりつけるとくっつき具合は悪いです。
④ パッチを貼り付けます。
③の後は、パッチを上から貼り付けるだけです。ここでもポイントですが、貼り付けた際は、
グッと力を入れて、こすりつけるように貼り付けましょう。タイヤレバーを使って上から
押すと、糊とパッチがグッと貼りつきます。パッチの貼り付けが甘いと穴からの空気が漏れて
しまうので、パッチ全体を強く押し付けましょう。
以上です。ね、難しくないでしょ!
ただし、しょっちゅうチューブ修理はするものではないので、慣れるのがやや大変です。
わざと穴をあけて練習するもありかと思います。簡単なことでも慣れないと難しく感じちゃう
ものですよね。
さいごに
ということで、チューブ修理について書いていきました。
些細なことですが、このような些細なスキルの積み重ねが、ロングライドの楽しさと安心感を
高めます。また、通勤でチャリに乗っている方々も、緊急対応が迫られた時の安心感が大きく
変わると思います。せっかくロードバイクやスポーツバイクに乗っているのであれば、是非
覚えて欲しいですね。
また、外で走るのであれば、出来る限り楽しい走行が出来るチューブを選びたいです。パンクが
怖くて安いチューブを選ぶと、走行感が悪いのでハッキリ言ってつまらない走りになります。
チューブは、思っている以上に走行感に影響します。交換用チューブまで高いものを用意している
と経済ダメージが大きいので、やっぱりチューブ修理が出来る方が楽しいです。
是非やってみてくださいね!!
ただし、タイヤ自体が切れてしまったり、穴が大きすぎる場合は、交換しか方法がないので、
ご注意を。
ではでは~~
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