今回は手!手?手?! ロードバイクにおいて手の役割は以外と大きいです。

rodin 01自転車
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こんにちは、rodanサイクルです。

本日の都内の空は、澄み渡るような快晴でありました。これほどの

ブルーインパルス日よりな日は中々ないような清々しい日でした。

今回の記事は、『手』について書き進めて行きます。

手??ロードバイクのブログでなぜ??

そんな声が聞こえてきそうです。しかし、実は、ロードバイクの乗車において

手はかなり重要な役割を担っております。『手』については、もっと勉強していく

必要のある個所と思っているので、継続記事にしていきたいと思っております。

では、いってみよーーーー

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手が重要だと認識したきっかけ

そもそも手がロードバイクにおいてどのような重要性をになっているか

を知るきっかけになったのは、現在サイクルロードレースの日本代表監督

である浅田顕さんのインタビューを読んだことだっと記憶してます。

インタビューでは、以下のようなことが述べられておりました。

(記憶ベースのため、完璧なものでないことはご容赦ください)

『実は、ロードバイクにおいて”手”は重要です。特に手首の辺りは、骨や神経が

複雑に絡み合っているため、落車時は特に要注意です。複雑な故に治りづらいし、

ハンドルに手をかけれないと自転車に乗れないので、トレーニング中断期間が

長引き安いです』

このようなことを言っていたと記憶してます。

手の役割を再確認

では、まず手の役割を再確認しましょう。

まずは、ロードバイクに乗ると体が3点で自転車と接することになりますが、

そのうちの一つが手となります。当たり前ですが、ハンドルを操作したり、

体重を載せたりします。ハンドル上では、ギアの変更やリラックスしたり

加速したりする際のポジションの変更等も手の置く位置や置き方で大きく

変わってきます。ここまでは、一般的にも分かり易いところです。

実は、かなり重要な役割の一つとしては、振動を手で吸収する役割を担っている

点であります。正確には、手から上腕の辺り全般といった方がよいかもしれません。

路面からの振動吸収をうまくできるような柔軟な手をおもちかどうかでロングライド

の疲労感は大きく変わるでしょう。やはり、硬いよりは柔らかい筋肉を持ち合わせ

たいですね。

ロードバイク乗車時の手に対する注意事項

上記の通り、『手』役割は、地味に多いです。そのため、色々な

役割に対応するため、常にリラックスしていることが求められます。

レースの局面で一時的にガチっとハンドルを握ることはあります。

ですが、基本スタンスは、リラックスです。ハンドルは、握るというより

は、手をそえるだけといった感じです。『手は添えるだけ!!』

んー、どっかのバスケットボールマンガで聞いたことがあるようなセリフ。。。

しかし、これが地味に難しかったりします。特に乗り始めのころはスピード

アップ=ガチっとハンドル握るになりガチです。瞬間的なスピードアップであれば

話は別ですが、巡航速度を上げるような場合は、やはり手はリラックスが重要です。

リラックスできない場合の考え方

なかなかそれが出来なくてツラいです!!という声は、結構多くあるものです。

自分だけではないので、ご安心ください。では、乗り慣れている方の多くがその

壁を乗り越えておりますが、どうしたらよいと思いますか?

端的に言いますと、ポジションが合っていない可能性が高いです。

先程も話題にしましたが、ロードバイクは、体を3点で支えております。

手、足、お尻=ハンドル、ペダル、サドルとなります。

そのため、このバランスが崩れるとどこかしらに不快を感じたり、痛みが

発生したりしてきます。何が正解かは、なんとも言えませんが、

加重バランスとしては、2:4:43:4:3(手:足:お尻)ぐらいがよいと

思います。そのため、極端にハンドルが離れるようなポジションに設定すると

手に加重が行きがちです。選ぶフレームサイズによりますが、余程極端に小さな

フレームを選ばない限り、ステムの長さはほどほどからスタートが無難です。

その辺を深く考えていないころの私のポジションはメチャクチャもいいところでした。

ステムが長いとインスタ映えするといってもよいくらいカッコよく見えます。

その憧れは、危険です!!現在の自転車ですが、一時は120mmのステムを利用して

ました。恐らく相当に手に加重が掛かっていたと思います。しかし、頭の中で

絶対にそんなことはないと自問自答していたため、正直体感的にもあまり気にして

ませんでした。ロードバイクにおけるポジションの大切さを勉強し続けて行くと

どうもおかしいなと思い始め、試しに、ステムを110mmに短くしてみました。

『メチャクチャ楽!!!』

素直な感想でした。ロングライドや長めの距離のトレーニングが楽しいです。

で、気を良くした私は、100mmに更に短くしました。

『え?!マジで!?速い!!』

巡行速度が恐らく時速2km程度は速くなったと思います。この数字を聞くと

『大したことなくね?』と聞こえてきそうですが、時速30kmと時速32kmを

同条件で走ろうとするとかなり違うものですよ。また、登りでの快適性が一気に

上がってしまいました。そして、現在は、90mmのステムを利用しております。

楽且つ力を入れる際にきちんと入れられている実感があります。当記事は手に

話題をフォーカスしているので、他のことは省きますが、手の置く位置一つで

前傾姿勢をする際の無駄な疲労がドンドン減っていたことが大きな要因と思ってます。

誤解のないようにお願いしたいのは、ステムは短いのがよいということでは

ありません。如何に手がリラックスした状況を作り出せているかが重要なポイント

です。フレームサイズがやや小さめを選んだ場合は、逆に適正なステムを選ばないと

返って疲れやすい乗車姿勢になってしまいます。ここは、誤解のないように。

手については、もっと勉強が必要

実は、現在読んでいる潜在的なフィジカル能力を上げるための本があります。

まだまだ、読み切れてないので詳しいことは別記事に譲りますが、

そこにおいても競技は関係なく手を使う動作が重要であることが書かれております。

また、オリンピックで金メダリストの室伏広治さんは、晩年のトレーニングに

手で新聞をくしゃくしゃにすることをやっていたそうです。うまく説明ができない

点は恐縮ですが、手や指をきちんと動かしきることで、潜在的な神経や筋肉に刺激を

いれるといったようなことだったと思います。

また、脳科学というアカデミックな側面からも手や指をきちんと動かすことが脳に

大いなる刺激を与え、様々な活動に影響を及ぼすということが分かっているようです。

何がなんやらという感じもありますが、それほどに手の役割というのは大きいと

言えるのではないかと思っております。

さいごに、

あまりロードバイクにおいて重要性がなさそうな『手』についての

記事でした。ロードバイクの乗車において手は重要であることは間違いなさそう

です。それを前提に考えると、より快適に走るという観点だけでなく、

自身の体の潜在的な力を呼び起こすという観点からも手というものをもっと

研究していく意義はありそうだなと感じるところです。

乗りたての方は、特にポジションには注意していきましょう。

では、このへんで

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