【心配ご無用】 速い人でもツライのです。自転車と風について

against wind 01自転車
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こんにちは、rodanサイクルです。

最近うまくトレーニングはやれ始めていると感じてます。しかし、
反動からか夜のつまみ食いが止まりません。

本末転倒の典型例を実践しちゃってます。

今回のお題は、自転車と風についての記事となります。

脱初心者を目指して乗りこみ始めている方が直面することの一つに、なぜか
今日は、『スピードが異様に出ない』なんてことが

あります。敏感な方であれば、向かい風ということに直ぐ気が付けることも
あります。しかし、必ずしも向かい風だけが注意すべき

要素ではありません。

ということで、本日は風について書いて参ります。

では、いってみよーーー

ちなみに、脱初心者ネタの距離に関する記事としては、こんなのあります。

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風ってどんな影響あるもの?

そもそも、風っていってもそんなに影響あるものなのか。
ロードバイクなどに乗ったことがないと

そこまで考えるようなことですらないと思います。しかし、
これが、影響度がかなり大きいです。

この風の影響がわかりやすいなと思うシチュエーションは、河川敷
は一つあげられるかと思ってます。

私の場合は、荒川サイクリングロードのある決められた区間の往復を
すると、必ず体感することができます。

しかし、ある程度風が吹いていないとわからないですね。

登るようなルートでの風の影響も凄いですが、まずは、ドフラットな平坦コース

の方がどういうものかを理解しやすいと思っております。

分かりやすく、まずは、追い風と向かい風について言明していきましょう。

追い風

自転車の進行方向と同じ方向に吹いている風のことです。
乗車している進行方向と同じ方向なので、

進行スピードをそのまま推し進めます。普段走りなれたコースで、
だいたい時速30km程度で走る感覚で

脚を回し始めると、恐らく30km台後半ぐらいのスピードは勝手に
出ちゃうはずです。

そのため、大きく注意が2つほどあります。

1 スピードの出過ぎ

2 トレーニングにならない

1は、まぁ危険ということです。いつもの感覚とは違うことにあまり自覚
しないで走ってしまいがちです。

ブレーキングポイントなどが確実にずれているので、追い風に乗っている
ことを自覚しないと自分も周りも傷つけかねません。

そして、なにより2番です。特に初心者の方や、サイクルコンピューターを
利用しないで乗っている方にありガチです。

『なんか、俺今日調子いい!!』

調子がいいことはあるかもしれませんが、いきなり速くなりません!!!

また、楽にスピードが出ているのは、確かにペダリングがうまくなった、
新しい機材になったなど他の要因もあるかもしれません。

しかし、風の可能性もきちんと疑いましょう。風に乗ってスピードが出ている
ということは、その分ペダルを踏む強度が低いという

ことになります。そのため、体に負荷がいつもの感覚よりも掛からないが、
ハイスピードが出ています。目的にもよりますが、

これでは、強化するトレーニングにはなりません。速く走ることが目的の場合は、
追い風区間に入った場合は、以下に注意が必要です。

・ より速いスピードに上げる

・ 危険も鑑みて、追い風区間は休憩とする

・ 敢えて軽いギアにしてハイケイデンスを維持する練習にする

具体的には、時速40~45kmぐらい初心者の方でも出ちゃうことも
あるからです。

向かい風

向かい風とは、自転車の進行方向にぶつかってくる風を
指します。そのため、自転車の進行スピードを

抑える影響があります。追い風同様、かなり影響がでてきます。

上記の例にならって、普段時速30kmぐらいの感覚で走行すると
だいたい、時速20kmぐらいまで低下します。

走り慣れてくるとこの時速20km台という数字は結構残酷に見えます。

『今日は、一体何があったのだ?カロリー不足か?』などと頭の中が

混乱してきます。

しかし、どうぞご安心ください。それは、向かい風が理由です。

乗り始めの方でもコツをつかめば時速30kmぐらいは出てしまうのがロードバイクです。

にも関わらず極端にスピードが出ない場合は、色々理由はあれどまず風の理由の

可能性が高いです。(時速20km切ることもあります。)

サイクリングロードで快調に飛ばしていた矢先、復路に方向を変えてから全く

スピードに乗らないなんてことがよくあります。あまり風等を意識する前だと

何が起こったのかよくわからなくなりますが、典型的な風の影響です。

しかし、向かい風にも良いことがあります。

先程の逆ですが、トレーニング効果を高くさせやすいということ
(目的にもよりますが)

サイクリングロードは、色々なことを楽しんでいる方で一杯です。

こちらがどんなに注意しても、おもいもよらない動きに出くわすことがあります。

スピードが速過ぎるととても反応出来ません。しかし、向かい風であれば、

スピードが出ないが、強度は上げることが出来る、危険回避をしながら
トレーニングが出来るということです。

特にパワーメーターを持っているとその辺はかなり分かりやすく数値化できます。

例えば、

往路 追い風 時速40km パワー 180ワット

復路 向かい風 時速27km パワー 230ワット

10kmのコースだとした場合、完全に復路の方がトレーニング強度が高い

と言えます。加えて走行時間も長くなるので、より強化具合が高いです。

ま、精神的にツライ以外は、考え方によってはいいこともあるのですよ。

横風について

さて、上記までは、単純な追い、向かい風についての言及でした。

この章では、横風について書いていきます。これは、ちょっと難しいです。

風自体は、走行方向に対して垂直に風が当たってくるようなイメージです。

なぜそのような表現をするかと言いますと、自転車は絶えず進行方向に向かって

いるので、完全に横に当たるというのは、あまりないためです。多くの場合は、

左右の斜め前か後ろからの風となります。そのため、わかりやすい影響としては、

向かい風や追い風の影響に似ております。追加要素としては、風の当たる表面積

が広くなるので、特に向かい風基調の場合、前に進みづらいです。

これは、プロレベルでも手を焼くぐらいで、強烈な横風がある区間で集団に

付いていけなくなることが起こるくらいです。

また、装備によりますが、瞬間的な強風にあおられたりして倒れる可能性も

あります。

13年近くロードバイクに乗っておりますが、実際に倒れたことが1度だけあります。
冬場の都心だったと記憶してます。ガードレールに

ぶち当たってしまい、痛い思いをしました。その時は、停止からスタート
をしようとした時でした。

つまり、もろに横から強風を受けたといった状況だったかと思います。

ちなみに、倒れそうになったことは多数ありますよ。

そのため、冬場のリムハイトの高いホイールは要注意です!!

さいごに

ということで、風に影響度について記事にしていきました。

プロが勝負どころとして風の影響を強く意識しているくらいです。

平坦貴重のコースで極端にスピードが速くなっても、遅くなっても

全く気にする必要はありません。(テンション揚げ過ぎてもアカンです。)

風の影響が強いと感じることが出来る場合は、まずは安全感覚が保てるか、

そして、乗車時の目的に応じた乗り方を意識することが大切です。

特にトレーニング目的で走っている場合は、風の状況に応じた頭の切り替えが

重要になってきます。

乗り慣れてくると当たり前のように思うことですが、意識がないと不安に

駆られてきます。(スピードが出無さ過ぎて)是非当記事を見返して頂き、
自然の偉大さを

感じて頂ければなと思います。

ではでは~

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