孤高のクロスバイク TOKYOBIKEについて

rainbow 01自転車
スポンサーリンク

こんにちは、rodanサイクルです。

2020年のMT富士ヒルクライムが正式に中止になりました。正直残念です。

このレースの凄さは、サイクルロードレース界以外にも多少の影響力がある

ことから今後記事にしていきたいと思ってます。そのため、残念レベルも

他のイベントと比較してもやや大きいです。

今回記事にするのは、孤高のクロスバイク『TOKYOBIKE』を取り上げます。

当ブログは、どうしてもレーシング重視のため、そういうブランドの自転車が

話題になりがちです。実際、ロードバイク乗りたてのころは、他のジャンルの

バイクには興味関心がありませんでした。しかし、自転車は自転車です。

また他ジャンルを知ることで勘違いしていたようなことに気が付くという新たな

発見があり今はそのような偏向発想は和らいできました。

そのように思わされる存在であったのが『TOKYOBIKE』でした。見かけだけでなく、

細かい工夫がなされた粋なバイクです。

では、詳しいところ見て行きましょう!!

スポンサーリンク

TOKYO BIKE

なぜ孤高のクロスバイクと表現するかは、いわゆる量販メーカーとは違い

コンセプトが明確で、琴線触れる人にお届けするという、非常に尖った存在

のためです。

そのコンセプトが非常に興味深いです。

トーキョーバイクはそのネーミングを思いついたときから全てが始まりました。山を走るのが「マウンテンバイク」なら、東京を走るのが「トーキョーバイク」だと。私たちが思い描いたのは、トーキョーバイクに乗る人々の楽しそうな笑顔でした。速く走ることや移動することだけが目的ではなく、なんでもない日常にささやかな変化を加えるツール。そんなものを作ろうと思いました。

tokyobike.com/concept/

おもしろいですよね。トーキョーを走ることにとことん考えられた自転車

なんて発想じたいが新しいなと思います。消費者の戯言ということで聞いて

欲しいのは、あるしゅトーキョーバイクというかアーバンバイク『都市を

走るためのバイク』という理解でもOKかと勝手に思ってます。ないしは、

きちんと都市には、都市ごとの色があるので、オーサカバイクやナゴヤバイク

フクオカバイク、センダイバイクなんてあったらおもしろいですよね。

TOKYO BIKE 知るきっかけ

おそらく10年程度前だったかと思います。そのころには、

私の周辺人間関係には、自転車にのる習慣の人はあまりいないので

自転車=私という構図を作って頂き、何かと相談することがありました。

ある友人が自転車買おうかなとなり、相談を受けた際の候補に挙がって

いたのがTOKYO BIKEでした。当時は、かなり固定概念に縛られていたので

rodanサイクル
rodanサイクル

えー、そんなよくわからんバイク買うなら、ロードバイク買いなよ!!

恐らくこんなこと言っていました。今思うと浅はかさ丸出しで恥ずかしいですね。

今でもロードバイク推しは間違いないのですが、TOKYO BIKEは十分魅力的な

自転車であると今は思ってます。

TOKYO BIKE その魅力とは

TOKYO BIKEの魅力に迫っていきます。

1、 コンセプト

2、 見かけ

3、 商品の作り

1、コンセプト

先程も紹介した通り、コンセプトが非常におもしろいです。東京という

街を快適に走る、東京という街でちょっとした楽しみを得る、そんなものを

提供するものとして自転車を商品としております。勝手に深く考えると

ある種、自転車である必要性もなかったのかもしれません。恐らく、東京と

自転車が好きだったため、このような形でビジネスをしているのかなぁと

想像が膨らんでしまいます。なお、本社も台東区の谷中にあるということで、

THE東京の一つが拠点となってます。

2、 見かけ

まぁ、これは、サイトを是非ご覧ください。非常にシンプルで

無駄が一切ない、キレイなデザインです。残念なのが、ジオメトリが

見ることが出来ないため細かいディテールがどうなっているのかまで

分からない点です。

好みは人それぞれですが、TOKYO BIKEの非常に細いパイプを使ったシルエット

はクラシックな雰囲気をかもしだし、品性の高い自転車に見えます。また、

恐らくサドルが革製と思われます。違うようなら、是非革製のサドルをつけたく

なってしまいますね。これで、街をさっそうと走っていたら、私は必ず

振りむいちゃいます。

3、 商品作り

最後に、商品作りですが、これがまたおもしろい。要は、1のコンセプトを

きちんと体現しているということです。具体的には、

スムーズな加速性を重視した9段のギアに、程よい前傾姿勢で、スポーティな走りが特徴。一般的なスポーツバイクよりも一回り小さな650Cのタイヤは漕ぎ出しの軽さを実現しています。

https://tokyobike.com/product/tokyobike-sport-9s/

TOKYO BIKEのサイトの商品説明にこのように出ております。私が注目したのは、

650Cのタイヤを選んでいる点です。一般的なクロスバイクやロードバイクは、

700Cのタイヤの採用しております。長い距離を走るのであれば、問答無用で

700Cのタイヤが良いです。しかし、TOKYO BIKEは東京を楽しむ、快適に走る

ということで敢えて650Cにしている点がおもしろいです。650Cであれば、

規格的にも普及がしていないわけではないので、困ることもないし、スピードも

でないわけではありません。記載の通り、加速であればむしろ有利です。

車重も軽くなるので、ちょっとしたアップダウンもスイスイいっちゃいます。

<ここからややマニアゾーン>

選んでいるギア比がまたニクイ。フロント42T リア11×25という組み合わせです。

なんだったら、リアは、12×28とかでもよさそうなくらいです。しかし、フロントが

42Tであれば、ちょっとした登りであれば困りません。

そして、コンポにSHIMANOソラを適用。この手のクロスバイクとしては、十分

以上のパーツを採用しております。いわゆる、走る、止まる、曲がるがきちんと

できるしようになっております。

東京だけでなく、主要都市での通勤バイクとしては、これほど理想的なバイクは

ないのではないでしょうか?

TOKYO BIKE 死角はないのか?

ここまで来ると、死角はないか勘ぐってしまいます。ズバリ無いなと

いうのが当ブログの結論です。

しかし、それではおもしろくないので、敢えて、いくつかあげてみましょう。

1、価格

2、ロングライドには適していない

1、価格

えー、これは、本当に敢えてあげました(笑)ロードバイクに乗っていると

一般的な価格感覚からは多少なりともずれてきます。そのズレを補正しないまま

TOKYO BIKEの価格を考えると、可もなく不可もなく、適正というのが感想です。

しかし、一般的な目線に立ち戻ると、確かに高い部類に入るかと思います。

やはり、クロスバイクだと5万円は、一つの線引きになるかと思います。それを

超えているので、安いというわけにはいかないですね。しかし、価格相応の

構成で作られているので、高いということも強調されるべきではないです。

2、ロングライドには適していない

これも、コンセプト通りなので、指摘自体が反則感があります。

しかし、この手のバイクを見るとどうしても色々やってみたくなる

人がいると思ったので、敢えてあげました。

まず、上記にもある通り、タイヤがやや小さいので、巡航速度がどうしても

やや遅くなります。長く乗れば乗るほどそのへんの影響は体にのしかかって

くるので、疲れやすく感じるでしょう。これは、推測ですが、ポジションが

結構アップライト(つまり、前傾姿勢が深く出来ない)のため、風の影響も

強く受けやすいので、向かい風の時は驚くほど進まない感覚になるかもしれません。

(これは是非ご参考に)

さいごに

今回は、TOKYO BIKEの魅力についての特集でした。

東京では、どうしてもストップ&ゴーが多いので、こうしたクロスバイクであれば

快適度や楽しみが一層広がりそうです。コロナ騒動により通勤をチャリも活用しよう

なんて考えている方であれば、強烈にオススメできますね。

当ブログでは、やっぱりロードバイク推しなのは変えないスタンスですが、

『いやいや、そこまでは、、、』だったり、『既に持ってマース!!』という方

であれば、ストロングリコメンドですね。

最後に、ウェブサイト上を詳しくご覧いただければと思うのが、日本全国に200店

も取り扱い店があるということ。また、世界にも支店が結構あり、自転車先進都市

であるロンドンにも2店舗も取り扱い店があるようです。

ではでは、よりチャリライフを~~~

コメント