【ご注目!!】サイクリング界のニューヒーロー?! ボリスジョンソン 英首相の特集

cycle road in Bilbao 01自転車
スペインは、ビルボ(ビルバオ)市のサイクルロードです。今回記事に掲載したロンドン程ではなさそうですが、2017年時において少しづつ自転車道の整備を進めいてる印象でした。スペインは自転車先進国でありながら、それはあくまでも競技のレベルだけなのだなと感じたところです。
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こんにちは、rodanサイクルです。
今回の記事では、サイクリング界のニューヒーロー!?

かもしれないボリスジョンソン英国首相について記事に
したいと思います。まぁ、破天荒な方のようですが、

現在のロードバイクがもっともホットな国であるイギリス
の首相にして、元ロンドン市の市長さんであります。

当ブログは、政治論評のブログではないので、細かいこと
は割愛しますが、なんと自転車やロードバイクに非常に

所縁のある方ということで記事にしました。また、今回の
記事が少しでも広まることで、東京や大阪などの都市に

おける交通機関のあり方、人の移動の流動性をよりスムーズ
にさせる機運が上がることを期待してます。

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で、誰?ボリスジョンソン?

改めてですが、ボリスジョンソンさんは、現在の
英国の77代首相であります。昨今のコロナ騒動が

起こるまでは、あまり日本で認識している人は少なかった
のではないでしょうか。グローバルニュースに意識が高い

人は、やはりブレグジットでボリスさん(当時は、外務大臣)
が推進派として強く主張していたことやスポーツに関心が

高い人なのか、ラグビーワールドカップのイベントで日本に
来日したことなのかはご存じだったかもしれません。


また、ロンドンオリンピック時の市長はボリスさんでしたね。

しかーーーーーーし、

われわれサイクリストとしては、ボリスさんがロンドン市長
時代のことに注目をしたいところなのです。

彼は、そもそもかなりの自転車好きのようで、なんと市長時代
はチャリ通をしていたようです。
現在の日本で例えるならば、

小池都知事が、都庁にチャリ通するということです。おもしろい
ですねぇーーー。こういう破天荒な人が1期ぐらい都政を担って

もいいかもしれませんね。

そういういきさつからか、自転車の可能性について深く考える
だけでなく実践することで、実際に、ロンドン市での交通革命を

推進したという偉業を成し得ております。

London Cycle Super Way

まずは、こちらをご覧ください。

全部がっちり英語で申し訳ありません。これは、
ロンドンの運輸局(正式名称かはわかりませんが)

が作成している動画です。簡単に要約しますとこんな
ことをいっております。

ロンドン市では、世界的にもサイクリスにとって
素晴らしいと思われるような街にしていくことを
目指してます。安心して、楽しめて、効率的に
自転車に乗れる環境整備を推進しています。
2024年までには、450kmに及ぶサイクリング専用路
の整備を実施します。

Transport for London https://tfl.gov.uk/

英語は、おいておいても、動画よくご覧ください。
世界の中の超大都市であるロンドンにおいて、なんと

車と自転車が別々の道で行き来できるようになって
おります。
シーンによっては、自転車で渋滞のように

見える個所さえあるくらいです。自転車が全ての答え
だなんて横柄のことをいうつもりはありませんが、

どうあがいても異様な公共交通機関のラッシュ状況や
運動機会が作れなさ過ぎるが故の不健康や肥満的な

問題を改善する凄い取り組みだなと驚かされます。
しかも、
それが、ロンドンですからねぇ。これを見ると東京で

出来ない、なんてことはいいわけかなと感じざるえません。
上記の通り2024年までに450kmにおよぶサイクルスーパーウェイ

が作られているとのことです。昨日も紹介したGlobal Cycling Network
だけでなく、イギリス国内での自転車熱の高さを感じざるえません。

自転車が国技であるベルギーでもこのようなことには
なってませんでした。

GCN: https://www.youtube.com/user/globalcyclingnetwork/featured

上記は、同じくロンドン運輸局的なところにある
サイクルウェイやレンタサイクルステーションの

案内地図です。まぁ、凄いですね。運輸局のウェブサイト
を拝見するに、ストップ&ゴーが出来る限り少ないような

サイクルウェイになっているようです。

色々な問題があるので、手放しに賛同すること
だけに傾倒出来ない視点もわかります。しかし、上記

の通り、健康及び健全な都市空間の活用を考慮すると
都内でも強力に推進して欲しいです。

ボリスさんとSuper Cycle Way

まずは、英国でも発行部数が多いGuardian紙の記事
のリンクです。

The Guardian: https://www.theguardian.com/environment/bike-blog/2015/jan/28/londons-cycling-superhighway-may-inspire-similar-schemes-across-the-uk

これは、5年前の記事になりますが、表題としては、
『ボリスは、サイクリングスーパーウェイを承認した』

といった意味となります。5年前の記事にある作成画像
と上記の動画がかなり近い状況になっております。

ボリスさんがCycling Revolutionを唱えたのが2010年と
言われてます。上記記事は、その5年後の2015年。そして

現在は、2020年ということで着実に進化しているようです。
多数記事があり、掲載しきれない感は申し訳ないですが、

この10年間にも紆余曲折が多々あり、簡単に進んでいる
話ではないようです。


BBC記事: https://www.bbc.com/news/uk-england-london-34868499

こちらの記事には、通勤中のボリスさんに中指マークを
送るサイクリストの写真が掲載されてます。
マーク自体は、

ぼかされておりますが。

それだけ、インパクトのある改革だったことが伺いしれる
のと、まだまだ途上なことであることは認めるところでしょう。

しかし、これも始めたからこそこのように進化しているという
点があります。加えて、今回のコロナ騒動で、環境整備や物流の

効率化以外に、健康/健全ということに対する考え方まで入り込ん
だことが都市での自転車の活用方法に新たな一石を投じそうです。

正に、その原点を作ったような人がボリスさんといってもよいの
ではないでしょうか。

通勤中のボリスさんの写真です。
いやぁ、小池さんにもこれくらいやって欲しいですよね。

最後に

サイクリング界のニューヒーロー(かも?)の
ボリスジョンソンさんの特集記事になりました。


現在は、英国首相のため、直接関わってはおりませんが、
非常に実行力のある政治家であり、ロンドン市を大きく

変えた推進力は賛否あれど称賛できるのではないでしょうか。
特に、サイクリング界にとっては、10年前にこのようなこと

があったからこそ、ここまで進んだという経緯を認識して、
今後に役立てたいところです。

理想だけでなく、現実も見た上でですが、東京ももっと
ロンドンのようになったらおもしろそうですよね。

本日は、ここまでです。

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