再開のツールドフランスにドキドキしているのは、選手だけではない、で
おなじみのrodanサイクルです。
今回は、改めてデュラエースって凄いなということについて書いていきます。
先日ピナレロのドグマF12に試乗してきました。
その際にコンポとして搭載されていたのが、機械式のデュラエース9100でした。
今まで、ほぼほぼアルテグラしか使用したことがなかったのですが、非常に優秀なため、
アルテグラでいいじゃんとしか思ってませんでした(一部除く)。
しかし、今回の試乗で、やっぱりデュラエース凄いということを痛感させられました。
たかだか、数キロレベルの試乗で感じさせるのだから、やはり凄い!!表現が子供じみて
申し訳ないレベルですが、これがシンプルで分かり易いと思います。
何が凄いかをグッと掘り下げて行きます!
では、いってみよ~~~
実感!デュラエースの力
今回の試乗で、実感したデュラエースの力は、ズバリブレーキ性能です(リム)。
シンプルに良く効きます。正直ちょっとショックでした。アルテグラとここまで違うとは。。。
アルテグラは決して悪いコンポではありません。実業団トップで走ってらっしゃる方々ですら
アルテグラで十分と言っている方々もおります。事実、私も十分に満足してます。
しかし、減速、休止共に安心感がかなり違います。ドグマは、かなり速いバイクなため、試乗
といっても結構なスピードが出ていたはずです(メーターがないので、具体的な数値がないのは
申し訳ない)。
具体的には、2つのことから、ブレーキ性能の違いに気が付きました。
- 巡行からの減速
- スプリント後の急減速
偶然か、試乗に向かう前に、たまたま自身のバイクで急減速をすることがありました。
するとやはりなんだかよれるし、スピードの減速具合がなんとも危なっかしい感触が
体に残ってました。そのためか、初めて乗るバイクにも関わらずかなりの安心感をもって
ブレーキ出来たことに、試乗を終えてからハッと気づかされました。
『デュラすげぇ、、』
デュラエース、各パーツをみてみよう
各パーツについて、アマゾンでの価格を見てみましょう。
抜けがあるかもしれませんが、これだけあります。アルテグラ信者ではありますが、
ペダルは、初めてロードバイクを購入した時の105以降は、全てデュラエースにしております。
いづれも価格は、高いです。当たり前です。世界最高峰のパーツです。車で例えれば、
F1カーやインディーとかで使用されているレベルの製品です。むしろそのように考えれば
ロードバイクのパーツは安いと考えてもおかしくないくらいです。
本日のお題であるブレーキは、この中でちょうど真ん中くらいの価格です。せめて、どれか
デュラエースを感じたい。。。と思う中でなかなか選びづらいポジションに位置しております。
オススメは
オススメは、やはりペダルとブレーキです。
ペダルについて
ペダルは、105を使用したことがあるので比較しますと、大きく2つ点で優位性を感じれます。
- ペダルの密着感などの調整幅が広い
- 力がしっかり入力できる
最初の調整幅については、数値化されていることなので、分かり易いです。ガチガチに密着させる
こともできますし、緩くすることもできます。自身の好みをより細かく調整できるというのは、
レベルが高い証拠です。
力がしっかり入力できるは、非常に感覚的です。あまり感じない人にとっては重要ではないかも
しれません。しかし、アルテグラ以下の製品と構造が大きく違うことから、間違いないことでは
あります。違いを感じれるほどかどうかは、あなた次第です!感じなければ、105でもかなり
優秀なペダルと私は思います!!
ちなみに、重量は、全く関係ないです。シマノ製品は、ハッキリ言って重いので、軽さを追求
するなら、Look、Timeに行くべきです。
ブレーキについて
ブレーキは、既に述べている通りでオススメです。しかし、アルテグラのコスパが良過ぎます。
なにせ、1万以上価格が違いますからね。。。
しかし、車と同様に、しっかり止まるほど重要なことはありません。デュラーエースとはいえ
完璧なわけではないですが、安心感が違います。実は、デュラエースのブレーキは、初心者の人
ほどおすすめなのかもしれません。特に、シマノ製品以外の廉価ブレーキなどから移行すると
感動しちゃいます。
あまり効果が実感できないのは、、、
いくらデュラエースといえど、実は、コスパ高くないなと感じているのは、以下の通りです。
- リアディレーラー
- BB
- チェーン
いづれも製品性能は、高いので、誤解なく。
とはいえ、コンポ全般の中での比較をすると上記3つはあまりコスパはよいとはいえないと
感じます。単純に上記3つを導入しても速くならないということです。リアディレーラーは、
変速がキレイに決まるので良いに決まってますが、それでもアルテグラや105をきちんと
整備してれば、十分かなぁと思える面があります。BBは、論外で、むしろシマノではない
ものを使用してます。
最後に、チェーンですが、判断がやや難しいです。以前に色々記事を書いてますが、
デュラエースのチェーン自体は、オススメです。しかし、チェーンには鮮度があります。
それを考えると余程の決戦でない限り105でも十分かなと思ってます。デュラエースのチェーン
は、実は好きなので使ってみて欲しいくらいです。しかし、交換サイクルが速い人は、
状況に応じた判断の方がおとくかなといった具合です。
さいごに
ということで、デュラエースの力について書いていきました。
以前にもデュラエースについて記事を書きましたが、やはり実感したことと知っていること
だと書く側の感覚が違いますね。無論、知識もあるからこそ実感に違いが出てくるものかと
おもってはおります。そのため、こちらも是非ご覧頂きたいです。
デュラエースは、高級パーツのため、どれか試してみたいという気持ちに駆られることが
あると思います。そして、ついつい、BBとかチェーンとかに走りガチです。それ自体は
悪くないのですが、デュラエースの本質を知るのであれば、ブレーキはかなりオススメです。
ブレーキだけデュラエースは、超カッコいいと思います(見かけだけでなく、考え方が)。
ということで、今回はこんなところです。
ではではえ~~~
コメント