いつかは、クラウン!でなく、いつかは、デュラエース!!ロードバイク乗りの永遠の憧れ

roadbike 01自転車
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こんにちは、rodanサイクルです。

緊急事態宣言、東京アラートともに解除されて改めて思うのは、

私は、やっぱり通勤ラッシュ嫌いだということ。

で、本日のお題ですが、そうです、『いつからはクラウン』という名言が

日本にはあります。そのロードバイクバージョンといえば、

『いつかは、デュラエース!!』

ロードバイク乗りの永遠の憧れ的存在のコンポーネントです。

当ブログでは、コンポーネントについては、初ということで、当記事は、

非常に基礎的なことと少しの当ブログオリジナルエッセンスを加えて

お送りしたいと思います。

では、いってみよーーーー。

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コンポーネントとは

そもそも、コンポーネントとは何を指すのかについてきちんと把握したいと

思います。分かりやすい説明としては、まずこちらを抑えたいです。

ロードバイクとは、フレーム+フォーク+コンポーネントで構成されている。

つまるところ、フレーム+フォーク以外は、全てコンポーネントということです。

コンポーネントとは、日本語に直訳すると『構成するもの』になります。

ロードバイクを形作る物とイメージするとすんなり頭にはいると思います。

しかし、これは、広義の意味です。もう少しブレイクダウンするとこのように

わけることができます。

ホイール、ハンドル、ステム、サドル、以外。特にこのコンポーネントという

言葉を使う場合は、『以外』の部分を指す場合が多いです。言葉を買えますと、

『変速機器類』でよいと思います。では、具体的に何があるでしょうか。

変速機器類

・ STIレバー

・ フロント、リアブレーキ

・ ギアシフト、ブレーキケーブル

・ フロント変速機

・ リア変速機

・ ボトムブラケット

・ チェーン

・ ペダル

ということで、これだけあります。細かいことをいうとホイールのハブも

入るでしょなんて突っ込みもありますし、リア変速のプーリーは?なんて

声も上がりそうですが、取り敢えずこんなところにしておきましょう。

つまるところ、このようなパーツ類をコンポーネントと呼びます。

コンポーネントを作っているのは?

車やバイクですら、多くのパーツで構成されてますが、詳しいことに関心が

ない人からすると要はトヨタ、日産、ホンダでいいんでしょ?って感じかと思います。

ロードバイクに置き変えれば、Giant、Specialized、Pinarelloが作ってるんでしょ?

に近いものがあると思います。しかし、ロードバイクメーカーが製作しているのは、

基本的にフレームのみです。最近は、フォークを専用設計にするために自社開発

している場合が多いですが、10数年前はフォークすら作っていないメーカーが

ほとんどでした。

前置きが長くなりましたが、つまり、コンポーネントを作っている人達は、

フレームメーカーと違い、車業界と違って、存在感が大きいということを

まずは、認識していただきたいです。また、購買意欲という意味でも知ることで

ロードバイクの楽しみが広がっちゃいます。

まずは、ロードバイク(及びスポーツバイク全般)のコンポーネントブランドを

把握しましょう。

・ SHIMANO

・ Campagnolo 

・ SRAM

・ その他

SHIMANO

本日のお題のメーカーです。日本が生んだ自転車業界のキングといっても

よいような存在の企業です。SHIMANOは、大阪府堺市に本社がある自転車パーツ

における世界最大の企業です。一般的なママチャリから世界最高峰の戦いの場でも

使われるあらゆる自転車のパーツを製造・販売しております。過去日本には、

SHIMANOのライバルがいくつかあったようですが、製品の良さだけでなく、商売

上手もあいまって、現在ではSHIMANOが日本代表として君臨しております。

SHIMANOの凄さを象徴する言葉で、以前このような言葉を聞いたことがあります。

『SHIMANOは、TOYOTAよりも先にヨーロッパを制覇した』

Campagnolo 

ロードバイク界の至高のブランド、それがCampagnoloです。イタリアのブランド

で、世界で初めてクイックリリースを開発したことから、総合コンポーネント企業

になりました。SHIMANOは常にここをモデルに成長していったといっても過言

ではないコンポーネント業界1の老舗企業です。

イタリア製らしい高い審美性と使いやすさからロードバイクを楽しむことを

追求するとCampagnolo に行きつくといっても過言ではないでしょう。私は少し

しか経験がありませんが、にも関わらずCampagnoloのブラケットレバーである

エルゴレバーの持ちやすさは今でも体に刻まれております。

SRAM

コンポーネント業界では、アメリカ出身の新参者です。新参者ですが、

あなどるなかれです。過去SHIMANO,Campagnolo の2強に挑んだ企業が多くあれど

ことごとく跳ね返され、消えて行きました。しかし、そのような中SRAMは、

新興企業にも関わらず新しい発想とともに、その牙城に入り込んでおります。

特に現在のことになりますが、フロントギアを1段で、リア側を12段にするといった

ことや完全ワイヤレス変速などを出すことで独自色を強く打ち出しております。

その他

実は、その他にもいくつかの小規模企業が入り込む余地を狙っております。

私は、現状イタリアのFSA社ぐらいしか思いつきませんが、目にするところによると

他にもあるようです。しかし、このロードバイクやマウンテンバイクのような

激しく、不規則な動きをするパーツで信頼を得て、ビジネスを成り立たすというのは

想像以上に難しいように思われます。

シマノのコンポーネントグレードについて

で、本日のお題である、SHIMANOのコンポーネントグレードについて

書いていきます。あまり厳密にやり過ぎると、細かくなりすぎるので、

少々ラフな点はご容赦下さいませ。また、ロードバイクのコンポーネントに

限定していきます。

・ トップグレード: デュラエース

・ セカンドグレード: アルテグラ

・ サードグレード: 105

・ フォースグレード: ティアグラ

・ フィフスグレード: ソラ

デュラエース

デュラエース、それは、至高のコンポーネントです。名前の由来は、

Durability + Ace → Duraaceとなったそうです。

Durabilityとは、『頑丈、超耐久』なんて意味です。Aceは、『エース、トップ』です。

つまり、超耐久のトップということを現わした造語です。私は、完全デュラエース

装備のロードバイクには、試乗程度しか味わったことがありませんが、

細部にわたる工夫やこだわり、丁寧さがあらゆるところに行きわたっている

コンポーネントです。

そのため、『いつかは、デュラエース』と憧れをもっているということなのです。

SHIMANO社においては、1番高級品のため、無論価格も高いし、軽量且つ頑丈という

点でも最高です。

アルテグラ

セカンドグレードは、アルテグラです。実は、アマチュアレーサーで一番普及している

コンポーネントかと思います。私も基本構成はアルテグラです。ここ最近、デュラに

対する思いがあがってはいるものの、性能、価格を考慮するとこれほどバランスが

取れているコンポーネントは、他者と比較してもないと思います。

乱暴な言い方をするとデュラエースの8~9割の性能はカバーしつつ、価格は、6,7割

程度という凄いコスパのよいパーツです。デュラエースとの互換性も高いので

まぜまぜコンポーネントも心配なくできます。

105

SHIMANOのロードバイクコンポーネントで量だけでは、一番売れているのでは

ないでしょうか。実をいいますと、私が初めて購入したロードバイクは、105を

搭載させました。必要な能力はすべて備えており、そもそも速い人が乗れば105でも

十分レースで勝てるといっても過言ではないでしょう。

105の良いところは、デュラエースとアルテグラとの互換性があることです。

どうしてもこのパーツは、だけはデュラエース、アルテグラにしたいとなった場合に

まぜまぜコンポーネントをすることができます。

ティアグラ

ティアグラのラインから、一つ大きな違いが出てきます。現在のSHIMANOの

コンポーネントは、上3つのリア変速は、11段です。しかし、ティアグラは、10段

です。そのため、上3つのコンポーネントとは、互換性が基本的にはないです。

では、ティアグラは格下的存在かとなるとそういうことはないと思います。私が

初めて購入したクロスバイクのTrek社のFX7.3は、ティアグラ搭載でした。無論

不満などはありませんでした。しかも、デュラエース、の3世代前は10段変速

でした。単純に変速数で判断しきれないですが、現在のティアグラは、過去の

デュラエースを彷彿とさせるレベルにあるとも言えるでしょう。

競争したいということでない場合は、かなりコスパのよい買い物と言えます。

ソラ

SHIMANOのロードバイクコンポーネントの末っ子的存在がソラです。

他のグレード大きく違う点は、変速が9段であることです。ティアグラ同様

他のグレードと互換性はありません。

どうしても末っ子的な立ち位置から躊躇する方もいるかと思いますが、その

ように考えるのは勿体ないです。正直ソラより上のグレードは、一般的に考える

と完全にアホな価格です。(ティアグラもです)そのため、SHIMANOの性能を

ソラ価格で味わえるというのは、かなりオトクです。いくらロードバイクを買った

からといって、完全にどっぷりとハマるとも分からないので、最初にソラを利用

するのは、十分に有だと思います。ティアグラと比較してやや辛いなと思える

のは、9段変速のため、本格的な登りになるとやや辛いかもしれません。

逆に、ソラより実はグレードが低いコンポーネントがありますが、ロングライドを

したい人であれば、ソラより下のラインはオススメできません。ロングライドを

すれば、登りや下りが必ず出てきます。登りはギアが足りない、下りはブレーキングに

やや不安といったことになりかねないということです。コンポーネントの問題

以上に、乗り手の注意が大前提ではありますが、細かい挙動に対する性能差は

そのようなところで出てくるということは念頭に入れておくべきです。

rodanサイクルのデュラエース

そんな憧れのデュラエースですが、我がバイクにもいくつか搭載されております。

それについて少し書いていきます。

・ ケーブル

・ ペダル

・ BB

シフトケーブル

まずは、シフトケーブルです。なんとケーブルにもデュラエースあるんですね。

ここ数年デュラ以外を利用していないので、違いはうまく説明出来ません!!

しかし、張り替えた時の感動は半端ないです。ロードバイクがいれかわったかの

如く変わります。うまく言葉で伝えられないのが非常にもどかしいです。ブレーキ

すら変わると思いますが、予算に、、、という方は、シフトケーブルだけでも

デュラエースにするのはオススメです。

ペダル

実は、デュラエースコンポーネントで一番利用してほしいと思っているものです。

私は、105とデュラしか利用したことがないのですが、以下点が体感として良い

部分です。

・ ペダルとシューズの接着感の調整幅が大きい

・ ペダルの回転がメチャスムーズ

この2点は、体感してます。言い方を変えると自分好みに出来る余地がデュラのが

あるということです。105でもかなり満足していたので、これは結構驚きでした。

特にトルクを掛けてペダリングしたときなどは力が逃げていないのかと思います。

次に、構造的な特徴ですが、デュラのペダルの軸にのみベアリングが装着されて

おります。私が、力が逃げいていないと感じるのはこれが要因にも思うのですが、

そこまで厳密には体感できるほどの感度は持ってません。あくまでも構造上も

感じていることを後押ししている程度です。

BB

ここは、よく価格が安いため、デュラエースに交換をする最初のパーツだったり

します。しかし、こちらは、若干???というところです。理由は、驚くほど

違いを体感するのが難しいためです。しかし、105、アルテグラ、デュラエースで

の各グレード間の価格差が500円程度だったかと思います。そのため、変える

方が多いのですが、当然その分性能差もあまりない部分です。詳しいことを書きだすと

とてつもない量になるので、BBについては、追って別記事にしますが、変えやすい

分効果も・・・・ということは認識した方がよいです。

さいごに

ということで、至高のコンポーネント、デュラエースストーリーに

交えて、コンポーネントについてとSHIMANOの各グレードについて

書いていきました。

ここまでブログを書いておきながら、コンポーネントに触れていなかったので、

もうちょい早く書いておくべきと反省をしております。

これから購入検討の人には、なにがなんやらということもあるかと思います。

この辺を抑えるとぐっと楽しさが増して行くので、是非感心を持っていただき

たい分野です。また、ある程度ご存じの方は、このようにコンポやデュラを

捉えている人もいるということで参考にしてもらえたらと思います。

ではでは~~~

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