こんにちはrodanサイクルです。
今月のサイクルスポーツは超意欲作です。
おいおい、まだ出てねーだろ!
その通りです。しかし、サイクルスポーツ社の
ウェブサイトに既に販売告知が出ております。
その表紙が超衝撃的なのです。
なんと、スーパーレジェンド&インパクト作の
『シャカリキ』が現代風にリアレンジして登場
しているのです。
(シャカリキは、ロードバイクマンガです。)
ここまで、サイクルスポーツを買うのにウキウキ
したのは、初めてです。ということで、改めて
サイクルスポーツ社について取り上げて行きたい
と思います。なお、簡単な説明は以前の記事でも
取り上げております。
サイクルスポーツ社とは
八重洲出版社が1970年より創刊した自転車の総合
雑誌です。毎月20日に発売をしております。価格は、
880円です。デジタル版だと730円です。昨今のデータ
によると20万部ほど発行しております。今年で50周年
を迎えた超老舗雑誌なのです。
Fujisanという雑誌販売サイトによると、スポーツ雑誌
の売上ランク5位とのことで、マイナー競技としては、
かなり健闘しているといってよいでしょう。なお、
1位~9位はこんな感じです。
<順位>
1位 週刊ゴルフダイジェスト
2位 キャプテン翼マガジン
3位 月間タイガース
4位 ゴルフレッスンプラス
5位 サイクルスポーツ
6位 ランニングマガジンクリール
7位 ナンバー(Number Sports Graphics)
8位 スキーグラフィック
9位 IRONMAN(ボディビル系)
ゴルフは強いですね。競技人口だけでなく、年齢層
的にも雑誌がまだまだ売れてそうですね。
2,3位は非常に興味深いです。いづれも競技を超えた
コンテンツ、チームで支持を得ているというところに
自転車業界も勉強するところがありそうです。
とはいえ、スポーツ雑誌のキングと言っても過言では
ないナンバーと競技人口が国内最高クラスのランニング
雑誌を抑えての5位は立派です。(Fujisanの中での統計
ですが)
特徴は、 あくまでもrodanサイクル的解釈
では、同業のバイシクルクラブや休刊して
しまったファンライドとはどういった違い
があるのか、rodanサイクル的な解釈を
書いていきます。
サイクルスポーツはチャレンジング
老舗雑誌にも関わらずチャレンジング
スピリッツを持ち続けている雑誌であるという
ことです。雑誌不遇時代の中で、総合自転車雑誌
としては、もっとも古い雑誌です。そのため堅実
な表紙や内容で落ち着くようなイメージを持ちがち
ですが、そんなことはありません。近年は特に、
チャレンジングなことが多いです。
最近は何をした??
まず、ロゴが変わりました。ロゴのインパクトは
本当に大きいですね。善し悪しは、個人によると
としても、印象がガラッと変わるのは万人に共通
するところではないでしょうか?
なんだか、キャノンデールのロゴ変更に近いのかな
なんて思います。
たまの表紙が、かなり攻撃的!!
また、たまーーーにですが、表紙にグラビアっぽい
のがあったりします。少年雑誌ですら、もっとと、、、
思うようなレベルですが、自転車界隈まじめな人が
多いのか、たかだか水着のグラビアが表紙に出るだけで
ざわつくということがありました。過去の表紙を見る
ことが出来るのですが、過去にもそれっぽいのはあった
ようです。裾野を広げる意味では、不定期にこう言った
こともありと思うはわたしだけでしょうか。
そして、とうとう今月20日発売される表紙は、なんと
『シャカリキ』を持ってくるという偉業をなされました。
このシャカリキについては、別途総力を上げて記事化
させるつもりですが、サイクルスポーツの魅力に取りつか
れる原因の一つでありました。読者層をきちんと研究され
それを形にするという素晴らしいマーケティング戦略かと
思います。
こちらもご参考に: https://old.cyclesports.jp/magazine/content/2010/1004/index
名物企画
他にも名物企画が多数があります。企画自体について
は当記事では深くは掘り下げませんが、以下に意欲的
に業界を盛り上げようとしているかに共感できます。
・ 全日本最速店長選手権
・ 俺チャレ
・ 素材やエアロダイナミクスの実験及び研究
・ 雑誌真ん中辺りにある自転車全国の旅随筆
・ 雑誌としては、いち早くYoutube番組の立ち上げ
最近のトピックが多くなってて恐縮ですが、まぁ独特
ですよね。俺チャレなどは、実際の編集者が自分の限界
走行距離にチャレンジするという企画です。個人もあれば、
時に編集部内でのチームチャレンジだったりします。
これには感化されまして、過去のロングライドを
していくことに大きく影響を受けました。
前後しますが、店長選手権はいまは結構な人気企画と
なってまして、昨年からはスポンサー(ウィンゾーン)
がつくなど、企画自体がドンドン成長しているところも
読者としては、なんだか感慨深いものがあります。
最後に
ということで、今回はサイクルスポーツ社応援特集と
なりました。なんといっても『シャカリキ』を蘇らせた
というのは、なんとも嬉しいことです。最近の自粛モード
でもやもやしていたところにウキウキするようなことを
持ち出してくれて感謝でございます。
今後さらなるサイクルスポーツの発展のカギを握っている
ので、このようなドキッとするような企画を今後も期待した
ですね。特に、以前にも書いてますが、競技人口ではなく、
認知を広げるという意味でも女性をどのように巻き込んで
行くかはよく検討して欲しいところです。毎度のことですが、
女性雑誌、特に20代後半以降ぐらいの世代の雑誌とコラボとか
やったらもっとおもしろくなるのではないかなと思うのですが、
いかがですかね?
ちなみに、八重洲出版社のリンクです:https://www.yaesu-net.co.jp/
ではでは。
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