こんにちはrodanサイクルです。
本日は、久しぶりに外でご飯を食べ、既におねむモードであります。
改めて気分転換という言葉の意味を考えさせられます。
本日の記事は、ズバリ3Dプリンターについてです。冒頭からいきなり
申し訳ありませんが、3Dプリンターの何かや今後の展望などについて
の記事ではありません。是非誤解の無いようにお願い致します。
3Dプリンターとは無縁の生活と思っていた中、まさかロードバイク業界に
その影響力が現実となって表れ始めてきました。
そんなことについて書いていきます。
ではいってみよーーー。
3Dプリンターとは
データを元に、樹脂や金属を一層一層少しずつ積層しながら、
立体物を印刷するもの
だそうです。従来のプリンターは、所謂2D(平面)にインクなどで印刷をする
ことを指しておりました。故に素材も基本紙となっており、役割が限定的でした。
しかし、3Dプリンターは、立体物を瞬時に作成することができます。また、
素材もプラスチック、樹脂、金属など色々と取り扱いができるようです。印刷
方式も色々あるようで、向き不向きがあるようです。これ以上の詳しいことは、
頭がパンクするので、以下参照サイトをご覧くださいませ。
参照サイト: http://www.rakudo.io/blog/index.php/2018/06/12/post-1086/
さて実用性は?
ニュースや新聞などから3Dプリンターの存在自体は知られているところかと
思います。しかし、実際実用性は本当にあるの?というところです。いわゆる
話題だけの発明なのかと思っていました。
しかし、どうも様相が違います。そうです。サイクルロードレース界には
既に3Dプリンターの影響力は出始めていたのです。
プロレースにおいて
まずは、映像を通して存在を認識することができる事例がから書いていきます。
ちょっと前置きですが、昨今のサイクルロードレースの重要なキーワードの
一つは、『エアロダイナミクス(空力力学)』です。
特に、プロレースの花形の一つである、タイムトライアル競技においては、
時速45~50km以上のスピードで進むことになるので、このエアロダイナミクスを
意識したパーツやポジションというのは日々研究されております。
そのエアロダイナミクスに影響がもっとも強いと思われるパーツの一つである
ハンドルがプロの中では専用品が開発され始めており、一部実践導入されている
とのことです。ハンドルの専用品こそが3Dプリンターで製作されております。
上記は、海外の3Dプリンターの業界サイトの一つのページです。ツールドフランス
に望む、クリスフルーム選手とゲラントトーマス選手に3Dプリンターにてパーツを
供給していることが書かれております。各選手の体格や特性に応じて微妙な違いまで
製作に反映できる3Dプリンターの効果を感じるとることができます。
とうとうプロだけでなくなった
そして、その影響はとうとうアマチュアライダーにまで及ぶこととなった。
きっかけは、サドルメーカーの名門、イタリアのフィジーク者が3Dプリンター
で製作したサドルを一般販売し始めたのです。
こちらは、本国のサイトですが、是非ご覧いただきたいです。
といいますか、最寄りのプロショップにサンプルが納品されているかも
しれません。私は、実物を見るだけはしました。結構驚けます。座っていない
ので、分からないことが多いですが、気持ちだけは是非試したいというところです。
なんといっても高い価格なので、精神的には前向きではありません(笑)
そして、とうとうあの会社もこの領域に入り込んできました。
そうです。スペシャライズド社です。気づいておりませんでしたが、
既にプロ選手の間では採用されているようです。まだ正式な販売発表はされて
いないようですが、時期に発売されることでしょう。恐らく飛び抜けた
価格なので、暫く静観は否めません。しかし、公式サイトによると何が凄いって
開発工程が通常の半分の期間で済んでしまうということです。つまり、
あんまり資金に余裕が無い人でも数年でかなり手の届きやすいものが出てくる
可能性があるということも言えるはずです。
さいごに
世の中には、いろいろな分野があり、その専門性が尊重されるというのが
いままでの常識だったかと思われます。しかし、このように分野を超えた
影響力をテクノロジーが持ち始めていると感じました。
サイクルロードレースという非常にタフであいまいな世界で3Dプリンターの
有用性が認められれば、世にあるあまたの分野においても応用が利く可能性
は高いくらいは言えるようになるかと思います。
ただ、もうちょっと庶民的になってから採用、不採用を検討したいと考えます。。。
ではでは。
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