【もっと盛り上げたい】第1段 サイクルロードレースの面白さ!!

pic on muur, famous spot of tour de Flandre 01自転車
キングオブロードレースである、ロンドファンフラーデレン(ツールドフランドル)の名所カペルミュールの教会です。聖地巡礼ではありませんが、メチャクチャ感激しました。現地では本気の石畳とはなんぞやと実感しましたね。
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当ブログでは、サイクルロードレース界をせんえつながら盛り上げたいと思ってます。



だって、『おもしろい!!』それにつきます。


では、なにが、どのようにおもしろく、且つ何か比較出来るスポーツはないかと上げてみました。



また、理論は分かったとしても、なぜ盛り上がらないか?その辺について書いていきます。



この手のレースに関することは、今後バンバン記事にしたいと思ってます。しかし、当記事に


おいては、サイクルロードレースとはなんぞやということに的を絞っているので、ディープな


世界には入りこまない点はご理解ください。

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サイクルロードレースの面白さとは

  1.  心・技・体 + 自然 の 迫力感がハンパない
  2.  結果は、個人。展開は、組織。
  3.  強いやつが勝つとは限らない



<1>
なんだか、相撲の標語のような感じです。かなり的を得ていると思ってます。精神力、知力、体力


のギリギリ限界でしのぎを削る様子は、迫力満点です。また、人同士の戦いの中に、自然という


不確定要素が絡んでくるので、展開が読みづらくなるシチュエーションがドキドキハラハラを呼び


おこします。



<2>
競技としての結果は、個人が表彰されます。しかし、結果を導くための過程が組織的な活動に


なってます。
あくまでもプロのレースですが、チームプレーがものを言うスポーツであることが


展開をおもしろくさせます。個人が表彰されることもあり、チームプレーがうまく機能しないこと


もあります。そのような様々な感情に触れることが出来る点もおもしろいところだと思います。


<3>
どのスポーツにも言える点でもありますが、強いやつが勝つとは限らないということです。


サイクルロードレースは、レースのコースの形状や天候、先程のチーム事情など不確定要素が


多いので、どんなに強くても勝つとは限らないです。また、その中でも勝ちきるということを


する離れ業をするライダーもいるのですが、その場合は称賛に値し、十分楽しめます。


<余談>


実は、サッカーも好きなのです。となるとやはりチャンピオンズリーグは毎年気になるイベントになります。


好きではありますが、やはり昔とは違って、勝つチームが絞られ過ぎてきている感じがやや残念なところです。


無論、リバプールがバルサに凄い逆転劇をしたなどドラマはあるのですが、知名度のあるビッグクラブしか


勝ちきれないようなトーナメントになってきてしまったなぁという印象が残ります。その点では、



サイクルロードレースにおいては、そこまでいっていないのかなと感じます。(例外としては、



チームイネオスが、ステージレースにおいては圧巻の強さというのはあります。)

【比較】 箱根駅伝

持久系のスポーツであり、且つ、日本では大人気イベントとなったということで箱根駅伝



と比較をしてみたいと思います。どちらもおもしろい競技なのでどっちがということではあり



ません。当ブログとしては、箱根駅伝で盛り上れるのに、サイクルロードレース



で盛り上がらないわけないだろ!!ということは主張していきます。



                    <比較表>

   サイクルロードレース         箱根駅伝    
チームワーク度合い           5      3     
スピード感        5      2
観戦の瞬間具合        1      3
観戦時間(全部)        5時間前後      5時間前後
独走になり易さ        3      5
5段階評価。5は、その要素が一番強く出ている。1は、弱く出ている。
観戦の瞬間具合は、1の場合速過ぎる、5の場合はきちんと見るを楽しめる
といった評価と考えて頂ければと思います。

独断と偏見で恐縮ですが、上記の評価としました。もっと比較要素あるだろーと、突っ込んでくれ



ているあなたは、是非ご指摘お願いします。




表のことですが、何より箱根駅伝でグッとくるチームワーク観点において



サイクルロードレースは圧倒します。ゴールに向かうまでにチーム内での役割や敵チームと一次的



な協力関係をむすぶなど、チームワーク感が非常に強いスポーツです。スピード感については、



強過ぎて、いっしゅんで消えてしまうということがあります。駅伝も速く消えてしまいますが、



サイクルロードレースはその比ではありません。そのため、レースの雰囲気は楽しめても、



一瞬で終わってしまう寂しさは、あるかもしれません。独走という点においては、サイクルロードレースは



なりづらい傾向のスポーツなので(コースによる)ライバル同士の削り合いを楽しむチャンスは



多いでしょう。観戦時間はいづれも長いです。退屈しちゃう点は否めませんが、持久系の競技




のためここはどうにもならないかなって感じです。



<まとめ>


サイクルロードレースを楽しめる土壌が日本には十分にあると箱根駅伝の盛り上がりからも言える



と思います。
スポーツ観戦自体がハラハラドキドキを求め、しかもチームとしてのしのぎ合いと




個人のしのぎ合いのいづれも楽しめるという観点からも十分証明出来るものです。

では、なぜ伝わらない??

ここが、一番のポイントです。なぜ、この素晴らしい競技のたのしさが伝わらないのだろうか?



上記で上げたような楽しさが見ていて実感できないからだと思います。こればっかりは、乗らない



とわからないってもんですよ。ロードバイクやクロスバイクにのるきっかけであった非日常感に



まさにあたります。つまり、自転車を単なる移動手段という認識で捉えていると、スポーツで競争



するというツラさのようなものが見ている側は実感出来ないということです。また、自転車で



チームプレーって?何それ?というのが素直な感想かと思います。集団で自転車を走ると驚くような



スピードで走行します。その集団内での立ち振る舞いなどが一つ一つ勝負に関わるのですが、これは


言葉で伝えるのはかなり難しいと思います。ベルギーではママチャリで自然発生的に集団走行が



作られることがあるとよくJ Sportsで言われてますが、その感覚があるからこそベルギーでは非常に



人気のあるスポーツなのだなと思います。



<最後に>


この難題に立ち向かうには、サイクルロードレースに関わる人全員で取り組みたいですよね。




(私のような素人レーサーも含めて)当ブログ主は、生きている内に、日本人マイヨジョーヌ




がやはり見たい!
(ツールドフランスのチャンピオンという意味です。)




そのためには、まずは日本のサイクルロードレースのたのしさを伝えて行く




必要があると思います。微力ながら当ブログを通じてやっていきたいなという気持ちです。

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