ツールドフランスがとうとう終わっちゃいました。楽しかったというよりも、ホッとしているのは
私だけじゃない?で、おなじみのrodanサイクルです。
ツールは、見るのも大変(笑)今年は、Ineos(旧SKY)の牙城が崩れた以外にも楽しさ満載
でした。この辺の見どころレビューもしたいと思います。
今回は、8月よりちょいちょい敢行しているロングライドのコツの一部について書いていきます。
書く内容は、ロングライドの序盤の走り方についてです。
結論としては、序盤はゆるく走るということです。具体的には、自身の半分くらいの力で走り
続けるイメージです。ロングライドは、思っている以上に出来ることなのですが、序盤の走り
方を誤ると、続かなくなったり、不要な休憩が増えてしまいます。個々の走力に応じて
フィジカルマネジメントをしていくことが重要です。
では、いってみよー
自身と向き合うことが大切
ロングライドのコツは、楽することです。既に色々書いて来ました。
今回は、走り方によりフォーカスしているのですが、ゆっくり走り始めることが重要です。
このゆっくりが個々人によって違うから非常に曖昧な表現となってます。そのため、大切な
姿勢としては、人と比べないことです。速い人比べてしまえば、ゆっくりが速く感じますし、
遅い人と比べてしまえば、ゆっくりがほぼ漕いで無いような感覚になってしまいます。
とにかく自身の走力や心肺機能がどうなっているのかをきちんと認識して、何が自分にとって
ゆっくりなのかを把握することが超重要です。
どうしたらいいよ?
では、どうしたら自身の走力やら心肺機能がわかるのでしょうか?
超簡単にいいますと計測すればいいのです。計測するには、色々方法があります。
- 専門の計測サービスを受ける
- ハートレートモニターを付ける
- パワーメーターを付ける
- スピードメーターを付ける
ようは、計測する何かを買うっていうことですね。ロングライドは長いので、色々なハプニング
が起こります。そのため、後半は、思ってもないような感覚をえる場合があります。そのため、
自身の感覚は大切ですが、頭の中と体の状態にはズレが生じている可能性があります。そのため、
正確に自身と向き合うには計測したいところです。
専門の計測サービスを受ける
専門の計測サービスを受けるなんて聞くと、『私には関係ない』とおもいがちです。しかし、
技術の発達やオリンピック開催などにより色々な機関や個人がそのようなサービスをしております。
2020年は休業中ですが、東京体育館は体力相談などのサービスをしております。
また、ここでは、かなり専門的な心肺機能を測るサービスもあります。しかも、数千円で!!
これにはビックリしました。詳しく分かりませんが、体力相談レベルであれば、各自治体で
やっていてもおかしくありません。是非調べてみて下さい。
また、パーソナルトレーナーは既に多くサービスを展開しております。別に必ずしも自転車に
特化している人の話を聞く必要はないと思ってます。自身を客観的にみることが大切です。
第三者に見てもらうのは非常に価値が高いと思います。
とはいえ、チャリに乗っているので、その専門の人もあげてみたいと思います。
いづれもロードバイクのパーソナルトレーナーとしては評判の方々です。各々元プロだったり、
運動生理学の研究をしていたりと知見を持っている方々です。本を出版している方もいるので、
まずは、読んでみるでもいいかもしれないですね。
ハートレートモニターを付ける
次は、とうとう具体的に計測機を買う話です。
中でも比較的安価に取り付けることが出来るのがハートレートモニターです。最近では、腕に
取り付けるものも販売されており、身近になってきたと思われます。しかし、サイクリング中に
腕に何かを付けるというのは長く走れば走るほどストレス度合いが高まるので正直オススメしません。
オススメは、やはり心臓付近に取り付けるハートレートモニターです。
走行中の心拍数からだいたい自身がどの程度ハードに走っているかを判断することができます。
年齢によって考え方が変わりますし、細かい数値を書きだすと複雑になるので、ここでは簡単に
書きます。おおよそ100~120bpm程度であれば、60歳以上などの高齢でなければ楽に走っている
といってよいと思います。走る長さによるので、パーセンテージで表現すると、全体の序盤、
3~40%程度は、この領域で走ると後半バテづらくなります。レースや激しいトレーニングを
しないのであれば、ここを意識するだけで全体を走りきる速さや辛さが大きく変わります。
なお、ハートレートモニターは、データを受けることが出来るサイクルコンピューターがないと
表記出来ないので、ご注意を
パワーメーターを付ける
次は、更に詳しく自身と向き合うことが出来るパワーメーターについてです。
パワーメーターとは、自身が漕いでいる力を数値化することが出来る計測機です。
そのため、小難しいという点はありますが、1時間に精いっぱい走るとどの程度の力で走り続ける
ことが出来るか計測することができます。その数値の半分くらいの力で走れば、かなり長い時間
走り続けることが出来ると判断出来るというわけです。
ま、自転車のスカウターのようなもんですね(笑)
パワーメーターのよいところは、客観性が高いというところです。心拍は体の調子だけでなく、
こころの状態も表してしまうことがあります。次に話をするスピードは、天候状況によって
かなり変わってきます。しかし、パワーは自身の力をそのまま反映するので言い訳が効きません。
自分ではもっとできると思っていた、逆にもっと出来るんだ!などと気が付くことが出来ます。
ただし、パワーメーターには弱点があります。高価であることと、数値を理解するための勉強が
必要であることです。ここ10年でパワーメーターはかなり安価になりました。一般人も平気で
利用する時代に突入してます。しかし、それでもロードバイクを知らない方からすればアホな
価格です。そこまではいらないなも納得の価格ではあります(笑)けど、楽しいですよ。
スピードメーターを付ける
最後は、スピードです。サイクルコンピューターさえ買ってしまえば、直ぐに見ることが
できます。一番身近な方法かと思います。
巡行スピード30km/hがなんだか一つ基準だとした場合、25km/hぐらいで走ることを意識
すると全行程のスピードが速く、楽しく乗れます。つまり、体感レベルで楽過ぎない?って
程度のスピードで走っていると自身で気が付かないくらい走り続けることに気が付く可能性が
あります。何時間も乗ることを想定する場合は、途中の空腹やら水分不足など本来持っている
体力以外の要因でバテることがあるので、体力自体は温存気味で走りたいです。
すると出来るスピード感の2,3割低いスピードで走ると続けることができます。ということで、
スピードメーターには不足する点もありますが、ないよりは圧倒的にましです。
そのため、何が良い、悪い、ではなく、初心者であれば、とにかく付けるを重視した方がよい
です。
ただし、それでも台湾製やキャットアイの安価なレベルのものぐらいは用意したいです。それより
安いものだと計測自体もさることながら、耐久性という面や使い勝手の面で不安があるかもしれ
ません。ここは個人差があるので、いろいろ比較してみましょう。
さいごに
ということで、ロングライド序盤に意識したい走り方について書いていきました。
サイクリングの序盤はどうしてもテンションが高いこともありついつい力みガチです。
ながーーーい距離を走るとなると全体工程がどれだけスムーズに進むかという視点が
ついつい抜けてしまいます。すると、なぜか力が入らなくなるや向かい風にあった時に
心が折れてしまい、目的地まで行く気が無くなってしまうなどとなってしまいます。
また、体力が極端に落ちるとキケン遭遇率も上がってしまいます。
序盤は意気揚々としてますが、ちょっとテンション抑え目で走るとロングライドの成功と
楽しさを十分に満喫できるはずです。
また、ロングライドのコツはブルベという競技をやっている人のブログはかなり参考になる
と思います。かなりアホな距離を走る方々ですが、ブルベをなんどもやっている人のブログや
ツイートを見ると無理し過ぎないは重要なのかなと思います。
ではでは、楽しいロングライドを!!
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