こんにちは、rodanサイクルです。
木曜日が過ぎるとなんだかホッとします。
本日のブログは、高速バス輪行について書いてまいります。
先日こんな記事を書きましたが、ロードバイクの楽しみというのは、
なにより思いっきり乗り込むことができることに尽きると思っております。
そうなると都市部に住むロードバイク乗りにとっては、郊外に向かうことは
おおきな楽しみであります。しかし、都市部を抜けるまではやはりツラい。
そこで、色々な乗り物を駆使して外に向かっていきます。その中でもバスは
以外といいことがあるのです。その辺について詳しく進めて行きます。
では、いってみよーーーー。
高速バス輪行のよいところとは
まず、何がよいかについて言及します。
・ 価格が安い
・ 移動が楽(条件にもよるが)
・ 時間の節約(条件による)
価格が安い
これは、結構特筆すべきことです。さっそく比較してみましょう。
・ バス 片道 新宿バスタ→甲府 2,000円 約2時間10分
・ 電車 片道 中央線 鈍行 2,310円 約2時間42分
・ 電車 片道 中央線 快速 4,620円 約1時間30分
上記3つの条件で確認した場合、価格が一番安く、さほど時間が掛からない
バスのコストパフォーマンスの良さは一目瞭然です。鈍行はもう少し安い
と思いましたが、この路線においては、そうはいかなかったようです。
快速はパフォーマンスは素晴らしいですが、流石の価格です。これが、
往路分も含まれると結構な差になります。私のように現地での食べ物やお酒を
楽しみにしている人間には結構な金額差に感じますね。
移動が楽(条件にもよる)
これが、以外でした。移動が実は楽です。高速バスというとどうしても小さい頃の
狭い空間に押し付けられた感が残っている方もいるのではないでしょうか?
私は、若いころは特にそのようなイメージが強く。高速バスは特に毛嫌いしてました。
しかし、高速バスは、視界が狭まるからか、なんだか疲れない感覚があります。まして
空いている場合は、占有空間をかなり広く保つことができるので、フィジカル
メンタルともに緩くなれます。電車と大きく違うのは、降りる駅のプレッシャー
がほぼ無いことです。見慣れぬ土地やなれない路線を利用するとどこの駅に降りるか
毎回そわそわしちゃいます。あれは地味に疲れます。立ったり、座ったり、なんだか
インターバルトレーニングのようです。高速バスにはそれがありません。
また、乗換が無い点も大きなメリットです。以前に河口湖方面に電車で行ったこと
がありますが、乗換回数が3回あり、2度とやらないことを決意しました。
自由度が聞かないデメリットもありますが、ツールドおきなわに遠征に行く際は、
那覇空港から名護市までは、毎回高速バスを利用してます。
ただし、あまり混んでいないことも条件になります。また、夜行バスの場合は、
要注意。バス移動は世の中一般では人気がある移動手段とは言い難いです。
関係者には申し訳ないですが、事実です。そのため、リラックス環境が整いやすい
となります。しかし、夜行バスは、かなりの人気コンテンツです。そのため、
夜行バスでの輪行はオススメ出来ません。ここは大きなポイントです。
時間の節約(条件による)
そうなんですよ。時間の節約に大きく貢献してくれます。表題にあるとおり、
条件が重要です。条件とは、ズバリ渋滞です。これに合う、合わないでかなり
変わります。個人的な経験としては、早朝のバスは結構スムーズです。6時台の
高速バスで、特別な日でなければ、渋滞にあう確率は低いでしょう。コーヒー
飲んで、スマホいじるか本読むかで即到着です。また、2時間走行で約150km
ぐらい移動できます。どんな都会に住んでいたとしても150kmぐらい離れれば
ほぼロードバイクパラダイス的な地に足を踏み入れることは難しいことでは
ないでしょう。
では、渋滞がネガティブに働く時について注意書きしておきますと、日曜日の
夕方前くらいからです。詳しくは、後述しますが、これはしゃーないという
話です。高速バスは、片道でチケットを買えるので、帰りは快速電車と分ける
ことで回避するなど対策するか、潔くバスでゆったり帰るかになります。渋滞
にハマるのはほぼ間違いない分、あまり人気がありません。そのため、空間占有率
を高めやすいです。
利用価値をシュミレーション
高速がバスがいくらよいといっても、どの程度の走行時間が適正なのかを
考えてみました。
rodanサイクルでの結論としては、2~3時間といったところです。
上記の例の通り、高速バスで2時間走行すると約150km程度の走行となります。
3時間だとおおよそ200~230km程度となるでしょう。下の地図をご覧ください。
これは、東京、大阪を中心に以下の条件で円を描いてみました。
・ 赤ライン 半径200km
・ 緑ライン 半径250km
・ 青ライン 半径300km
東京、大阪ともに共通しているのは、赤ラインでだいたい浜松ぐらいを指してます。
恐らく、バスで2時間30分から3時間程度で到着できるのかと思います。仮に3時間
かかるとしましょう。朝7時の便にのって10時着です。宿泊予定地に荷物を預け、
ロードバイクの準備をして出発11時ないしは、12時としても、5~6時間はロードバイク
を楽しむことが出来ます。
そのため、逆の見方をすると4時間以上の高速バス移動ぐらいからは、オススメ度が
下がります。また、移動に4時間は結構疲れるので、ロードバイクに乗る余力も
なくなってきてしまいます。そのため、3時間程度に収まるところがターゲットに
なるかと思います。上記の地図でいいますと
・ 東京の場合・・・ 静岡中部、山梨-長野、北関東中部
・ 大阪の場合・・・ 名古屋-岐阜周辺、北陸地域、岡山と広島周辺
名古屋は、大都市なので、厳しいですが、それ以外の町であれば、ロードバイクを
楽しむことは間違いなくできるでしょう。ついでに温泉と土地の物を食べたら
最高の気分になれそうです。
要ご注意、バスのデメリット
既に既述していることがありますが、バスにはもちろん注意すべきデメリットが
あります。
・ 渋滞リスク
・ 輪行NGリスク
・ 隣の人とんでもないリスク
渋滞リスク
なんといっても、これでしょう。渋滞リスクです。
人にもよるのでしょうけど、渋滞自体で退屈過ぎるという課題があります。
これは、昨今のテクノロジーのお陰でだいぶ対策が打てるようになりました。
そのため、かなり厳しいと思われるリスクは、次の予定に影響が出るということです。
そもそも、ロードバイクのイベントに参加することをスケジュールしている段階で
次の予定を入れていることはないと思われますが、そのような方は、バスは控えるべき
です。上記の例でいう、甲府-新宿バスタの路線ですが、往路は、だいたい2時間で
行ってしまいます。しかし、復路で渋滞にほぼ100%合うのですが、あった場合、
だいたい4時間以上は掛かります。なんと2倍以上です。
初めてあったときは、分かっていてもかなりストレス高いなと感じました。しかし、
次の予定というのもほぼ無しにするようにしていたこともあり、バス内の過ごし方
対策をすることでどうにかなってます。対策としては、スマホとキンドルとおやつ
といったところです。
つまり、ある程度多忙の方は、復路のバスは選ばない方がよさそうです。
輪行NGリスク
これは、個人的にはかなりたちの悪い施策と思ってます。まさかの輪行を拒否される
ことがあるのです。これは、ロードバイクに限らず楽器なども対象だったりします。
いやいや、『バス会社は何を考えとるんだ!!!』とつい目暮警部のように叫びたく
なります。
人の移動には、なにかしらのモチベーションがあって、そのモチベーションを摘む行為
をするというのは、許せない行為です。ちなみに、よく『壊れるなどが困る』的な
ことが述べられたりしますが、その辺は自己責任でよくないですか?車で移動して
たってその辺のリスクを100%回避出来るものではありませんからね。故に乗る側の
倫理観ももちろん求められると思います。しかし、この辺超丁寧過ぎる日本企業の
精神もあいまってかリスク回避の施策を取られることがあります。そのため、もし
バス輪行をする場合は、運行会社に連絡して確認した方がよいです。おかしなことに、
同じ経路のバスでも運行会社が違うと『YES!』『NO!』と答が違う場合があります。
いつの間にやら文化になりつつある、スーツケースを持ち歩き、平然とトランクに
入れるのであれば、ロードバイクも楽器もOKにするべきと思うのですが。。。
と愚痴っぽくなりましたが、別目線での輪行NGリスクがあります。それは、満席
による、荷物を入れることが出来ないという場合です。過去それになりそうなケースが
1度ありましたが、無理やり詰め込んでどうにか回避しました。つまり、このリスクに
会うことはかなり確率が低いと思います。それでも、このリスクは存在するくらいの
意識は持つべきかと思います。
隣の人とんでもないリスク
こればっかりは、祈るのみです。隣の人がとんでもないリスクです。
早朝のバスであれば、かなりの確率で遭遇しません!!このリスクが高まるのは、
まさに、夜行バスの時です。そのため、大筋大丈夫です。こればっかりは完全に
運になるので、対策立てようがありません。耳栓をして、寝たふりをしている
内に寝てしまったぐらいしか思いつきません。
ということで、自分がこのリスクと思われないように静かにしてましょう(笑)。
おわりに
高速バス移動は、コスパが非常によいです。150kmぐらいスタート地点から離れる
と鈍行の電車移動の場合、どうしても乗換(しかもややしんどいやつ)が発生
します。ロードバイクで楽しむ、ないしは、レースに全力で挑むことが目的です。
移動疲れは精神的ダメージも大きいので、うまーく高速バスは利用できると
楽しみの幅が広がっていきます。
ではでは、また今度~~
他の移動手段のガイダンスはこちらです。
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