なんか似てないですか? ボクシングとサイクルロードレース

01自転車
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体重軽いとやっぱり膝が楽な気がする、でおなじみの

rodanサイクルです。

今は立ち仕事のため、足周りがキツイです。しかし、ここ最近体重が増量

していない分、足首や膝周りが若干楽な気がします。

本日のお題ですが、ふと思うところがあり、スポーツ比較を題材にしたいと

思います。比較するのは、無論サイクルロードレースとボクシングです。

私は、ボクシングをやったことがないので多くを語ることはできません。

しかし、ロードバイク乗りが競技に挑む姿勢となんだか似てるのではない

かなと思うところがあります。ハマっている競技があること自体が幸せ

だと思いますが、その目線だけではえれないインスピレーションなどもある

と思うので、サイクルロードレース好きはボクシングを見たり、知ったりする

ことは有益かと思いました。

では、いってみよ~~~

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【類似性】ボクシングとサイクルロードレース

まずは、ボクシングとサイクルロードレースの類似性について見て行き

ましょう。

  • 減量を強いられる(ある程度シリアス度があがると)
  • インターバルが多い
  • 肝心なのは腰(これは、どの競技でもと突っ込まれそう(笑))
  • ひとそれぞれ得意科目がある

他にもありそうですが、今回はこの辺で留めてみます。後半上げている項目

は、他の競技もそうじゃね?という指摘を受けそうですが、明らかに役割が

違うことと個性や見えづらい身体的特徴なんかが競技に影響することが他競技

と違うところかと思います。そんなところで勘弁して下さい(笑)

減量を強いられる

両競技にとって脂肪は敵となります。そのため、選手にもよるようですが、

減量を強いられます。アマチュアレベルですらそのようなことがあり、

絞り切った体はまさに芸術と言えるでしょう。最近ボディメイクなるものが

一つ流行っていることと耳にしますが、両競技をもっと参考にしていいと

勝手に思ってます。

で、ロードバイク乗りとしては、ボクシングの人達の減量方法などはもっと

参考にしてよいと思います。ボクサーは、だいたい減量期間に要するのは、

1カ月から2カ月のようです。この時期の食事の取り方などは参考にしたい

ところです。

しかし、ご注意は、昔(20年くらい前)のボクサーの減量方法です。

なぜなら超過激だからです。結局、絶食、断水みたいなことをやっていた

ということを耳にします。過去の日本人は、凄いなぐらいの捉え方で

考えておくべきかと思います。

インターバルが多い

インターバルが多いですよね。両競技ともに、強度が高くなる瞬間と低くなる

ことが多いです。

サイクルロードレースは、大前提として持久力があることが求められますが、

勝負を決するのは、強度の高い走りを何回出来るかになります。

ボクシングは、基本は、パンチを受けないですが、勝つには、きちんと

力強いパンチを繰り出す必要があります。瞬間的に力を出し切る必要が

あります。

ということで、勉強中ではありますが、ボクシングでのトレーニングの

考え方ややり方は、ロードバイク乗りに参考になることが多いのかと

思うのです。ボクサーがロードワーク(低強度で走る)をよくやるのは、

ロードバイク的に言えば、LSDをしっかりやるということに近いと思います。

一方で、ボクサーもロードバイクに乗って、心肺機能を強化するなどは

出来ると思うので、トレーニングに入れてくれれば、両競技の交流にも

なるのかななんて想像しちゃいます。

肝心なのは腰

これは、参考文献によるとという話になります。一般人からすれば、ボクサーの強烈なパンチ

は、ひとえに、上半身の鍛えられたからだから放たれるというイメージではないのでしょうか?

どうも違うようです。しっかり効果的な強烈なパンチは、下半身がしっかりしていることが

重要のようです。特に、力が逃げないために、腰回りの筋肉がしっかりしていることは、重要

とのこと。

これってなんだかペダリングに似ているのは気のせい?

以前に書いた記事の余談をご覧ください。

そこで書いておりますが、きちんとしたポジションにおさまらないと明らかに力が

入りきっていないのがわかります。そのため、無駄に力を入れるのですが、全然ペダルに

ちからが乗らないし、直ぐに疲れてしまいます。

逆に、ポジションがしっくりくると無駄に力をいれなくても、しっかり体重がペダルに

乗り、結果的に高出力を維持出来ます。この時にしっかりした腰回りの筋肉があると

自分でもビックリするくらい、ちょっと力を入れるだけでギュンギュンスピードが上がります。

力を入れた時に腰回りがしっかりしていると力が逃げずにペダルに乗るということを体感

できます。

ということで、ボクサーが繰り出すパンチとロードバイク乗りのペダリングには動作として

の共通項があると感じます。ロードバイクの場合は、ポジションという別項目もあります。

とはいえ、力が入りきっていないとか逃げているなんて感じる人は、腰回りの強化が求められ

ている可能性が高いです。その課題がなかなかクリア出来ないと感じているのであれば、

ボクサーの体幹強化などを参考にするは、超アリかと思います!!

余談ですが、フランス人スプリンターのナセルブアニ選手は、元ボクサーです。

ひとそれぞれ得意科目がある

同じことをするにしても様々なスタイルがあるのが共通項と思います。

他の競技だと明らかにポジションが違うため、役割が違うなどありますが、

両競技は、同じことをするにしても、人の身体的特性や好き、嫌いなども含めて

多くのスタイルがあります。

ボクサーで言えば、接近戦が強い、離れて自身ペースで相手を翻弄する、カウンターが得意

などなど。素人目には、同じパンチを繰り出す、極力パンチをかわすというだけに見えること

にも、細かい違いが多く存在します。

サイクルロードレースの場合は、こんな感じです。

急加速がハンパないスプリンター、一瞬の加速から高速維持で逃げ切っちゃうアタッカー、

ハイスピードを維持することが得意なルーラー、登りで圧倒的に早いヒルクライマーなどなど。

この辺は、サイクルロードレースに関心がある方ならご存知な方が多いでしょう。更に加えて、

上記の特性にペダリングの回転数の好みだったり、登り坂の斜度によって好き嫌いなどが

あったりします。

最近のバズワードでいえば、多様性ってやつですかね。そのため、両競技は見ていると

キャラクターの違いを色々と見て、比較できる点は好奇心を刺激します。

一方で、大きく違う点

類似点について書いていきましたが、やはり競技が違うので、当然違う点もあります。

違う点は、こんな感じです。

  • ボクシングは、スタジアムスポーツ
  • サイクルロードレースは、チームスポーツ

細かいことを上げるともっとありそうですが、明確に違う点として以上2つをあげたいなと

思います。

ボクシングは、スタジアムスポーツ

まずは、競技する場所のことです。ボクシングは、スタジアムスポーツです。

何かしらの場所で行います。そのため、チケット収入が見込めます。競技を維持、運営するには

これは、非常に大きいです。サイクルロードレースが収益性が低いスポーツであることを

如実に表してます。また、スタジアムで行われるため、集中してみたり、興奮を共有できる

回数が多いです。一定の場所でやる良い点ですよね。ボクシングは生で見たことが1度だけ

ありますが、迫力半端ないです。とにかく、パンチの音が凄いんですよね。TV観戦でじっくり

見るスタイルも好きなのですが、やはり興奮と共有は生観戦に限ります。

一方で、サイクルロードレースは、スタジアムはありません。また、周回コースでないと

選手が通るのは一瞬です。そのため、人によっては何が楽しいじゃ?という指摘を受ける

ことがあります。実は、返す言葉がありません。

ツールドフランスを生観戦した時に感じたのは、サイクルロードレースは日本で言う祭り

だなといったところです。神輿が来るのを待つことからが既に観戦になっているといった

イメージです。そのため、選手を見る、見ないは無論重要ですが、それだけが生観戦を

する楽しみではないということです。私は、現地でなかよくなった、フランス人やら

スイス人とその年のツールドフランスに出場する先週やら、お互いの国のことやらで

しゃべっていることで十分楽しめました。

別の目線では、サイクルロードレースは見る側の現地観戦は基本無料です。見る側にとって

は、かなりうれしい要素です。そのためか、観戦者数は高くなります。ロンドン五輪での

最多動員競技は、サイクルロードレースでした。

サイクルロードレースは、チームスポーツ

これは、分かりづらい違いに見えることでしょう。

サイクルロードレースは、チームスポーツです。勝者が個人になるため、サイクルロードレース

が根付いていない日本では分かりづらいことです。実際は、私は文字だけではよく分からなかった

です。誰かを勝たすために、チームがあるという発想です。

いちばんベタな要素としては、風除けという要素です。これは、ママチャリでも体感できる

ことなのでチャンスがあればやってみて欲しいですが、先頭で走っている人の真後ろで

走っているとメチャクチャ楽です。理由は、空気抵抗を受けずに走ることが出来るからです。

つまり、この風除けをチームで分担して、勝てるやつを最後に解き放つというのが、

おおざっぱにいうサイクルロードレースとなります。そこに、相手チームがあったり、

天候やコースの特性があったりで、戦略が複雑化していきます。

一方で、ボクシングは、1対1のバトルです。そのため、個人でのぶつかり合いになります。

トレーナーなどを含めてチームで取り組むということも言えますが、競技中は完全に個人

での戦いとなるので、ここは大きな違いですね。サイクルロードレースも、ゴール直前に

なるとこの色合いが強くなりますが、1対1だけではないこともあるので、やはり違う点と

なります。

参考文献とさいごに

参考文献は色々ありますが、この2つは特に参考にしました。

この2つは、是非見てみて欲しいです。はじめの一歩は、初期のころだと時代錯誤感が

満載で別の視点でも楽しめると思います。

渡嘉敷×竹原×畑山TVは、最近知ったのですが、Youtubeならでの濃密な内容になってます。

かなりくだらない内容で終始することもありますが、その辺もYoutubeならではですよね。

ボクサーという超ストイックな生き方をしていた方々だからこその目線や一般人には

よく分からないボクサー事情について垣間見ることができます。ボクシング目指してないんでけど

と言われそうですが、別の視点からインスピレーションを得ると言う観点でとらえれば、

世界一になった方々の話は参考になるかと思います。

ということで、ボクシングとサイクルロードレースについて書いてみました。

いろんな目線でものごとを捉えることって思っているより大切かと思います。

ロードバイクは、好きになると、好きになり過ぎちゃうので、たまには別の目線も取り入れて

みてはどうでしょうか?

ではでは~~~

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