今回の記事は、サイクリングソックスにまつわる
ことの特集となっております。
といいますか、よくよく考えると普通のソックスにも
当てはまることで、要はものは大切にしましょう!
といったところです。
また、スタートから『Marginal Gains』なんてカッコつけ
てますが、その辺についても書いていきます。
なお、既にロードバイク乗っているよという方々は、
始めの2つの章は飛ばしてしまって問題ありません。
少々前置きが長いので、一気に結論の第3章をご覧
下さいませ。
サイクリングソックスについて
そもそもサイクリングソックスって普通の靴下なにか
違うんですか?っちゅーところから始めます。
取り敢えず、違います!!
何せ、高いっす!しかし、それだけ手が込んでいる商品
です。ロードバイクは、全身で動かすなんて言いますが、
それでも力を入れるのは足です。ここの微妙なズレなどは、
乗れば乗るほど気になってくる個所で、非常に重要な商品です。
<サイクリングソックス 概要>
・ 無駄が一切排除されたデザイン
・ 高負荷にも耐えられる頑丈設計
・ ムレを出来る限り排除する縫製設計
・ エアロダイナミクスを意識した生地セレクト(最近)
・ 価格帯: 1,000~4,500円
(1,500~3,000円ぐらいがレースする人によく購入されているゾーン)
どうですか?ユニクロで3足、1,000円以下で購入できる時代
に最安値で1,000円って凄い価格ですよね。
ちなみに、最高値4,500円というのは、こんなやつです。
サイクリングソックスの重要性
サイクリングソックスは、とはいえ投資効果は高いと
思っております。早速理由ですが、
<投資メリット>
・ 快適なサイクリングが出来る
・ きちんとトレーニングが出来る
・ 普通の靴下では、サイクリングに耐えられない他にもありますが、ここでは、
機能性に特化した話に注目していきます。
何より快適性が、全然違います。100%とは言えませんが、
足にしっかりフィットするので、靴の中で擦れたり、蒸れたり
がかなり少なくなります。それらが少なくなることで、
きちんと長く利用することが出来ます。また、足の病気
にもなりにくくなります。ちなみに、スポーツ用品店
で売っている、どこぞの有名メーカーのソックスでは、
不快度が高く且つ、直ぐにダメにしてしまう可能性が高い
ので、乗りなれるころには変えることをオススメします。
そして、サイクリングソックスは力を最大限に入力できるよう
設計されているので、ほとんどが薄く設計されてます。
そのため、靴とのフィット感が非常に良いです。とにかく、
無駄を徹底的に排除しているといった感じです。
一方で、他の一般ソックスとの比較では上記の通りです。
しかし、サイクリングソックス内での比較をすれば、若干
厚みがあるものや、足の各パーツによって厚みが違うとか
微妙な違いがメーカーによって変わってきます。
特に有名なサイクリングソックスメーカーですが、もう
人生靴下にささげているというぐらい研究して商品開発
をしている凄いメーカーです。どうぞご参照を。
・ コーマ株式会社(Foot Max)
・ 武田レッグウェア(R × L Socks)
この些細な違いがメチャデカイ!!
当記事の本題且つ矛盾したことを言って申し訳ないです。
既述の通り、サイクリングに徹底して向き合った靴下という
ことで、耐久性は抜群なのです。しかし、それは足裏に
対してはということになります。ある個所が、どうしても
弱い(けっして強くない)です。それは、
足指です。
これは、どの靴下でも宿命なのかもしれないのですが、
やはり、穴があきやすいです。ロード乗りたてのころは、
おお、高かったのにーーーーーーーー!!!涙
そんなことが、頻発しました。無論高かったので使い続けて
ました。しかし、テンションがあまりあがらないし、破ける
とそこからドンドンダメになっていきがちです。
で、ようやく本題です。(前置き長くて申し訳ないです。)
きっかけは、忘れましたが、かなりの穴空き回避につながる
方法が見つかりました!それは、爪切りのヤスリを使って
爪を砥ぐということです。日常的にやっている方には大変
申し訳ないですが、たったそれだけでした。しかし、当時の
私には超画期的なことでした。なにせ、購入して長くとも
半年以内には穴が空くという症状がほぼなくなりました。
付随して、他のソックスの穴空きまでかなり減っていきました。
特に、親指と小指の爪を砥いだ効果は半端じゃなかったです。
今までの人生で靴下は、大概穴空きが交換サインでした。それが、
ふくらはぎの部分が広がってしまうことに変わったのです。
サイクリングソックスにおいては、2,000円以上のソックスでは、
ほぼ見られない現象です。ローテーションしていることもあり、
年に何回もサイクリングソックスを買うことは無くなりました。
故にお気に入りをきちんと買うに変わったのはコスパが超よい
結果で驚いております。
この爪を砥ぐヤスリです。女性がマニキュアや
ペディキュアのためだけにあるものと思ってましたが、まさかこんな効果があるとは。。。
<余談>けど重要 Marginal Gainsとは
で、最後の前ですが、題名のMarginal Gainsについて
少々触れたいと思います。
現在サイクルロードレース界の世界リーグとでもいいますか、
その最高峰のチームである、Team Ineos(旧Team Sky)の
監督である、デイブブレイルスフォード氏が使った言葉です。
サッカーで例えるとレアルやバルサの監督の名言といった
ところです。ビジネス界だとちょっと古いですが、ジャックウェルチ
といったところです。
意味としては、勝つためには、1%の些細な改善の積み重ねが
重要だということです。
そもそも、『Marginal』は、限界、わずかな、際のといった意味
の用語です。Gainsは、益、プラスなことですね。
Marginal Gainsやブレイルスフォード氏については、別途記事にしたい
と思ってます。今回の記事のポイントは、たかだか爪をちょこっと
砥ぐことがMarginal Gainsに成りえたということです。
なにを大げさにと突っ込まれそうですが、年間サイクリングソックスで
3~5足、通常ソックス5~8足程度穴空けていた時期がありました。
これは、単純にお金の問題だけでなく、買いに行く時間も節約できます。
(こういうものはどうもネット買いがあまり好きでないです。)
Marginal Gainsなんて崇高なことは、一般人には関係無さそうに聞こえ
てましたが、案外身近にあるものだと気がついた瞬間でした。
最後に
ということで、今回の記事では、
・ サイクリングの際には、是非専用ソックスを
・ 爪はしっかり切るだけでなく、砥ぐのが重要
・ Marginal Gainsは身近にある
・ 時間、お金、物を大切にしよう
ということでした。
上記に上げたメーカー以外にも、きちんとしたサイクリング
ソックスは多数あります。細かいことですが、各メーカー
微妙に違います。しかし、この微妙な違いが、100km以上
走ったりしていると気になってきます。是非色々試して、
オススメ品があれば教えて欲しいです。
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