クロスバイクとロードバイクの違い フロントギアの枚数の衝撃【購入前の方 必見です!】

front gear 01自転車
3枚のフロントギアです。今では使うことは無さそうですが、3枚の中でも一番軽いギアを上り坂では結構使ってましたね。これで箱根を登るときなどは助かりました。
スポンサーリンク

クロスバイクとロードバイクの違いシリーズの第、、、、何段かです。



今回取り上げるのは、前についているギアの枚数です。前回は、ハンドルの違いについて書きま



したが、今回は、フロントギアです。このパーツも、目で見て確実に違いがハッキリわかる部分



ということで、取り上げました。



結論的には、クロスバイクは、3枚、ロードバイクは、2枚がスタンダードです。いづれも例外は



あります。多くの場合は、上記の通りということで、この差がなんなのか、またどのようにメリット、


デメリットがあるのかを書いていきたいと思います!

スポンサーリンク

フロントギアが3枚であるとは、

まずは、クロスバイクから行きます。



クロスバイクの場合ですが、後ろのギア数がだいたい9~10速の場合が多いです。そのため、



合計して、27段か30段あることになります。これが、一体何を意味するかというと、かなり幅広い



ひとたちに使いやすいバイクになるということです。もう少し突っ込んだ説明をすると、脚力が



ある人からない人まで使い勝手が良いバイクということになります。重いギアを踏みたい人にも、



軽いギアでくるくる廻したい人にも応じることが出来る万能性を備えていると言えます。特に、



一番小さいギア(ギザギザの山が少ないということを意味します)を利用すれば、相当な急坂で



もない限り、登りきれてしまいます。もちろんスピードは遅いですが、坂を登りきれる達成感



のようなものをきちんと堪能できます。



逆に、きちんと重いギア(ギザギザの数が多いギア)は用意しているものの、物足りなく感じる



人はいるかもしれません。というのも、ロードバイクと比較して、ギザギザの数が少ないためです。



クロスバイクは競技志向に応じて開発されたバイクではないことを意味します。



タウンユースを目的としてることから必要ない大きさのギアは装備しないということです。

フロントギアが2枚であるとは、

次は、ロードバイクについてです。



ロードバイクは、基本フロントギアは2枚です。最近1枚というものが出ましたが、2枚がスタンダード


です。では、なぜ2枚とか1枚とかになるかというと、無駄なものは一切無くす!無駄はおもりなだけ、


というややストイックな競技志向が影響しております。ギアの重さが一体どれだけの影響を出すか



微妙なところです。しかし、精神的に不要なものは持たないという安心感に基づいてます。



また、フロントギアのギザギザの数が違います。簡単にいうと、ロードバイクの方が、ギザギザ



が多いです。そのため、巡行にせよ、瞬間にせよ、最高速度を上げることができます。



一方で、ギアが重いため、きちんと乗りこなせないと疲れるだけというオチもあります。特に、



坂道は、かえってロードバイクの方がキツイ可能性があります。ロード乗りたての時によくあった



ことですが、坂道を進んでいる最中に、『あれ?ギアが足りない!』つまり、一番小さいギアが



これ以上ないという状況におちいり易いということです。
スポーツや運動に縁が無かった人だと



この辺は適応に苦戦するかもしれません。

有利なのはどっち?

では、どっちがオススメかということになりますが、何度か出ている通り人それぞれです。



ロードバイクやクロスバイクにおいてどっちがよいというのは、存在しないと思ってます。



ただし、どのパターンにおいては、どっちがオススメは定義できると思ってます。そこで、



2枚と3枚のオススメパターンを上げたいと思います。




<3枚がオススメパターン>

・ 坂道が嫌いない人
・ 速く走るという発想がない人
・ 長い距離(100km以上)走りたいけど、ゆっくりで良い人
・ 体重がやや重い人(75㎏以上、身長によりますが)


<2枚がオススメなパターン>

・ 今よりもっと速くなりたいと思っている人
・ トレーニングとして負荷を上げて行くことを想定している人
・ 基本荷物はミニマム発想の人
・ レース活動を視野に入れている人(ホビーレースも含む)



ざっとこんな感じです。ユニークなオススメパターンについて少し補足します。3枚がオススメな



パターンの『体重重めな人』というのは、軽いギアが多くあるほうが辛くないからということです。



特に、5km以上走っていると、どうしても多少の登り道に差し掛かることがあります。その場合、



ギアが重いと前に進みません。辛すぎて、なんで自転車なんて乗っているのだろうと嫌気が指して



しまいます。
せっかく好きになったので、最初は楽に回して、少し体重落として次のステップに進んだ


方が、楽しいサイクルライフを迎えることが出来ると思います。また、もし体重が落ちなくても、



ペダリングスキルが上達すると自身の体重をうまく利用して速く走ることが出来るようになります。


本格的な山道だとそれも厳しいところはありますが、多少のアップダウンくらいなら逆に速く走る



ことが出来るようになります。コツを掴んでいく必要はありますが。



2枚目がオススメなパターンの『荷物がミニマム』というのは、余計な荷物ができる限りないことで



大きなギアを回すことができるということです。ロードバイクとは、基本は何も付けないことを想定



して設計されております。そのため、荷物を背負ったり、キャリアーを自転車に装備すると、単純に



重いというよりも、車体バランスが悪くなり、余計に重く感じる状況になります。
そうなると2枚の



ギアは結構辛いです。ロードバイクでフロント3枚ということもできるので、色々荷物をもって



サイクルジャーニーしたいという方には、2枚だとキツイということです。

終わりに

ということで、クロスバイクとロードバイクの違いの一つであるフロントギアの枚数について



書いていきました。後半に少し出てきましたが、ロードバイクで3枚という裏ワザもあるため、



突っ込みどころがある点はご容赦下さい。私は、クロスバイクから入ったことに色々



後悔したところもありますが、フロントギア3枚だったのは良かった点と思ってます。ほぼ運動経験



無しの人間には2枚では、心細かったと思います(山道を登ることにおいてはです)。上り坂は



ほとんど無いよという人は、一気にロードバイクに行った方が、時間とお金の節約になるかもです。



クロスバイクとロードバイクで迷っているかたは、是非ご参考に頂ければと思います。



では!

コメント