梅雨なのか、夏なのか早くハッキリして欲しい!!でおなじみの
rodanサイクルです。
本日のブログは、ケミカルについて書いていきます。
ケミカル?化学??いったいなんやねん??
という反応が一般的かと思います。決してケミカルウォッシュの
ジーンズをさしているわけではありません。
ケミカルとは、ロードバイクのメンテナンスに切っても切り離せない
製品のことを指します。メンテナンスといってもいろいろなことを指す
総称になりますので、その辺について書いていきます。
特に、当記事は、買ったばかりの人や、これから始める人向けの記事となります。
何にしてもそうかと思いますが、ロードバイクやクロスバイクは、メンテナンス
をする、しないで本来の力を発揮するしないだけでなく、寿命にも大きく
関わってきます。また、ハマると微妙に各社の違いについてもっと知りたくなる
というオタク心を刺激する習性があります。是非ご注意を
ではいってみよーーーー
ケミカルの役割とは
ケミカルの役割について抑えて行きましょう。
ケミカルにもいろいろと役割ががあります。
・ 汚れ落とし
・ つや出し
・ 潤滑
以上の3点となります。では、各点について詳しく掘り下げてみます。
なお、分かりやすく説明するために、大手ブランドである、WAKO’sさんと
Finishラインの製品を例として利用します。なお、当サイトは、まだ各社から
スポンサードされたりはしておりません。加えて、他社の製品もバッチリ使用歴
があることをここに宣言致します。
しかし、流通量が多いことと確かに使いやすいという観点から今回の記事では、
この2社が多く出ることをご了承ください。
汚れ落とし
まずは、汚れ落としの役割から行きます。その前に、汚れについて少々。
汚れは、外からやってくるものです。ほこりやちり、砂利、砂
などなどと油が絡まることで汚れと化します。分かりやすい例は、
チェーンの汚れですよね。元々キレイにしたチェーンには、金属カラーが見える
状態にありますが、多くの外的要因のほこりやちりなどが油と混ざり合い、黒く
なってきます。
まずは、この油+αを落とす役割のケミカルが必要です。これを良く
『パーツクリーナー』『ディグリーザー』なんていいます。この手のケミカルは、
大概、液体かスプレータイプの2種類となってます。いづれも強力な化学品のため、
汚れを落とした後にきちんと乾くかそのケミカル自体を落とさないと、次の工程で
ある潤滑用の油の定着を妨げていまいます。
そのため、本気洗浄をするときは、ディグリーザー後にキッチン用品の中性洗剤
を利用してケミカル自体を洗い落とします。
ここでは、オタクごころは刺激しませんが、このディグリーザーにも色々種類が
あるわけです。乾きやすいものもあれば、乾きづらいものもある。この汚れには
強い、弱いなどです。今回は、ド定番品の紹介だけをしておきますが、長く
ロードバイクとお付き合いしていくなかで、色々試して欲しいです。
なお、多くの場合ですが、駆動系のパーツで利用することが多いケミカルです。
<代表商品>
つや出し
こちらは、単純です。いわゆるワックスといった存在の製品です。
そのため、利用される個所としては、フレームとフォークとなります。
フレーム、フォークを中性洗剤などで洗いきった後に、つや出し系ケミカルにて
磨き上げて行きます。車やオートバイになじみが無い人にとっては結構な感動を
味わえると思います。といいますか、私が感動しました。というのも、このワックス
の有、無でロードバイクが見違えてきます。また、水弾きなどが格段に変わります。
汚れを落として、ハイおしまい、は非常に勿体ないのです。是非しあげまできちんと
やりましょう。逆に車やオートバイに詳しい方からすると、ロードバイクのワックス
掛けは、甘いなと感じるかもしれません。車の世界の研究の深さはハンパではない
ようです。私が詳しく知らないので、これ以上うまく説明できませんが、是非
ロードバイクの世界にもその辺のノウハウを注入して欲しいです。やっぱりキレイな
ロードバイクほど気持ちがよいものはないです。
ちなみに、つや出しという表現を使ってしまったので、やや誤解が出てしまったかも
しれません。マットタイプの仕上げケミカルもあります。つや消し仕上げ用のケミカル
もあるということは誤解のないように。
<代表商品>
ちなみに、以前こんな記事も書いてます。
潤滑
さてさて、一番の楽しい且つ悩ませる、ふかーーーいケミカルです。
潤滑とは、各パーツが抵抗なく接触することで無駄や摩耗を防ぐために必要な
ことです。イメージして頂きたいですが、ロードバイクのパーツは基本的には、
金属と金属の接触が常にあります。その間に潤滑よう油が入ることで抵抗や摩耗を
防ぎます。その役割が力の伝達を最大限発揮できるようにしております。
そのため、お気づきの方もおおいと思いますが、チェーンやギアなどの金属が接触
するパーツにて活躍するケミカルとなります。
なぜ、1番楽しく、悩ましいかといいますと、メッチャクチャ種類があるためです。
加えて、人による受け取り方にも千差万別なところがあるので、自身にとっての
ベストアンサーがなんだか、意識しないとよくわからないということになります。
油にも、極端な言い方をしますと、サラサラ系、ドロドロ系とあります。その
度合いが各メーカー、各商品によって大きく変わります。また、耐水性なども
大きく違いが出る点となるので、最終的には色々試してみないとどうにもならん。
ということになります。
個人的には、チェーンオイルには未だに色々と悩まされております。以前にも
こんな記事を書きましたが、一番力を伝えるパーツなので気になってます。
<代表商品>
大切なこと
大切なことは、ケミカルの特性をきちんと知って、定期的にメンテナンスをする
ということです。役割3つありましたが、いづれが欠けても、本来持つロードバイク
性能を引き出すことができなくなります。そのため、ロングライドにせよ、レース
にせよなんだかつまらない、いつもと違うといったような感覚が出てきてしまいます。
タチが悪いのは、それすら感じなくなることです。微妙にマイナスになっている
程度だと人間は、感覚的に受け取れないことは多くあります。
ということで、2つほど推奨したいことを当ブログでは上げてみます。
1、 メンテナンス本を買う
2、 100%にこだわらない
メンテナンス本を買う
申し訳ないくらい、そのまんまです。メンテナンス本を1冊買いましょう。
これが、一番楽です。今や動画が多数掲載されているので、それを参考にする
もよいです。しかし、動画掲載している方よりも、マガジンブックのようなもので
編集されている方のほうが、熟練度が高い場合が多いです。動画も参考にしますが、
迷った時に帰れる場所を作るではないですが、マガジンブックのようなものは
1冊あると便利です。
100%にこだわらない
これは、かなり大切な要素だと思います。ハマっちゃう人は、汚れがゆるせない!!
潤滑が超完璧でないとロードバイクには乗らない!!とまで行くと、継続できなく
なるか、ロードバイクに乗らなくなるかのどちらかです。いわゆる本末転倒って
やつですね。
6,70%の程度でもよいので、定期的にやれる体制を自身の生活リズムに合わせて
作ることが大切です。
私は、だいたい2週間に1回大がかりな洗浄をしております。その間に必要な場合は、
妥協してサボるか、継ぎ足し油程度にとどめております。油切れはよくないので、
極力サボらないようにがんばっているというところです。
さいごに、
本日は、ケミカルについての全般的なことを記事にしてきました。
まぁ、こだわりだすとキリがない世界です。逆に無頓着になれば、どれも同じやん!!
という世界です。また、性能とは違うところでもお気に入り具合が変わってきます。
例えば、手が汚れやすい、汚れづらい、汚れても落ちやすいなどなど。
今後のブログでは、もう少し各商品に焦点を当てた内容なども掲載していきます。
まずは、基本を押さえて、色々試して頂ければなと思います。
ではでは~~
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