比較しよーーーう。 マイロードバイク AQUA VS TCR ADV SL

champion 01自転車
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運命という言葉を考えさせられる1日でした、でおなじみの

rodanサイクルでございます。

本日のお題は、マイロードバイクを比較してみるという内容です。

私のロードバイクのことと既にシリーズ化している比較シリーズでこんなブログも

あります。

しかし、今回の比較では、ジオメトリのようなものではなく。もう少し

感覚的だったり、思い出に関することについての違いについて書いて

いきたいと思います。なぜなら、現存しているロードバイクであることと、

価格が結構な差があるためです。この辺の差がどのように出ているのか

見てみましょう!

では、いってみよーーー

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比較対象について

当ブログの比較対象機種は、こちらでございます。

・ ORBEA AQUA

・ GIANT TCR ADV SL

まずは、各機種の情報を改めて整理します。

ORBEA AQUA

2008年か09年モデルのAQUAです。ホワイトにラメが入っており、文字はブルー。

ORBEAは、スペインはバスク地方のピレネー山脈のふもとにあるブランドです。

素材は、アルミフレーム+カーボンフォーク(恐らくコラムはアルミ)です。

コンポは、105(5500系)、サドルだけちょっと豪華で、フィジークのアリオネ

の限定モデルです。総重量は正確に測ってませんが、恐らく10kg台。

GIANT TCR ADV SL

2018年モデルのGIANT TCR ADV SLです。世界最大の自転車メーカーです。台湾に

鎮座しております。素材は、カーボンの中でも東レ製T800を使用(確か)。

フォークもフルカーボンで、重量330g(コラム切っているのでもう少し軽いかも)。

コンポは、だいたいアルテグラ(8000系)+ちょこっとデュラエース(ペダル)。

特徴的なパーツは、サドルとハンドルくらい?サドルは、プロロゴの

ディメンション(カーボン、160gぐらい)。ハンドルは、デダのシャロー。

総重量が、6.8㎏ぐらい。

余談

コンポのことが分からない!!なんて方は、こちらを参考にして下さい。

比較1 走行感

まずは、走行感についての比較です。これは、不思議な結果報告となります。

・ 実際の走行結果は、無論TCRが良いです。

・ ただし、感覚的にはなぜかAQUAは引けを取らないです。

これは、なんなのでしょうか。速度やパワーなどなど当然のごとくTCRの方が

優れております。でなきゃ困ります!!だって、改造無しの価格差で約4倍

もあるレベルです。その程度の違いがないと困りますよ。

しかし、なぜかAQUAの走っているときのなんとも言えない一体感は、

なんなのか?と思うくらい走っているときの感じが良いです。TCRに勝っている

とまでは言いませんが、価格差を考えるとちょっと不思議な感覚です。

結論出てませんが、なぜこのような違いが出るのかの一つのヒントかと思って

いるのが、『剛性』というやつです。アルミ=硬いという印象がありますが、

ハッキリいってTCRはメチャ硬いので、AQUAよりはよっぽどガッチリしている

と思ってます。つまり、AQUAの方が優しいバイクのため、なんだか気持ちいい

という可能性があります。自己矛盾しますが、その場合速い感覚は薄れるはず

なのですが、AQUAは走っていて遅いという感覚があまりないです。

この比較で是非参考にして欲しいのは、車体価格に関係なく、自転車との

一体感は作り出せることと、やはり高いバイクには相応の理由もある

ということです。

比較2 重量及びパーツ

AQUAには、いわゆる鉄下駄ホイールであるアルミの最下層に位置するホイールが

装着してます。TCRには、最高ではありませんが、フルカーボンホイールが

装着されております。

重量は、上記の通り、AQAUが10kg台、TCRが6.8kgとおよそ3.2kg差があります。

上記の通り走行感という点においては不思議なほど大きな差を感じておりません。

しかし、実際の巡行スピード、登りでの軽快感の違いは大きいと言わざるえません。

AQUAではツライので最近行きませんが、ヤビツ峠のタイムで比較出来ると思います。

AQUAでヤビツ峠を登っていた時の最高タイムが、旧コンビニからだと

・ 35分ちょい切るぐらい

TCRの場合だと

・ 29分前半

と、だいたい5分程度違いがあります。登りで5分の違いはかなり大きいです。しかも、

比較しているタイムは最高タイムです。AQUAで35分を切ったのは恐らく1回だけです。

ほかは、だいたい36~38分台です。TCRだと最近は30~31分台を外すことは少ないです。

となると7,8分の差があります。

ちなみに、この7分差とした場合ですが、ヒルクライムレースでどの程度の差があるか

昨年のMt富士ヒルクライムレースの結果で見てみましょう。

2019年のrodanサイクルのタイムが、1時間4分43秒で年代別クラス9位でした。

これにおよそ7分足すと1時間11分43秒となりますが、そのぐらいのタイムの人の

順位は、なんと69位です。60人も違いが出てしまいます。

高いロードバイクの由縁を改めて書いている本人ビックリです。

比較3 思い出対決

これは、甲乙つけるのが難しいです。しかし結論的にいいますと、

価格帯が違うバイクを2つ持つのはメリットであるということです!!

正直な話、大事に扱っているつもりですが、AQUAの方が雑になっていることは

認めざるお得ません。TCRは私の勝負ロードバイクですので、神経過敏になって

いいくらいです。AQUAには、そこまでは気を使わないけれど、不定期に洗車する

程度にはメンテナンスをしており、乗ろうと思えば、いつでもOKといった感じです。

そのため、海外遠征には常にAQUAとともにおりました。AQUAとは、ツールドフランス

で最も有名な峠の一つであるラルプデュエズに登りました。ブランドの名のもとにで

はありませんが、バスク地方、バルセロナの街中、マドリード市街地及び周辺などを

走りまわりました。

一方でTCRとは、なんと言ってもレースを全てこなしております。また、北九州遠征

を共にした仲でもあります。ヒルクライムレースで初めて勝った思い出も共にした

間柄でもあります。

そういった強烈な思い出を携えているため、優劣はつけ難いです。言えることとして

は、ロードバイク2台持って置いて良かったぁということです。超本命バイクを

海外遠征に持っていくというのは、あまりにもリスクが大きいです。2台あることで

許容することが出来たのだと思ってます。

さいごに

いつもと趣が違ったテイストのブログになりました。やや自己紹介的な内容に

なりました。それにしても、複数ロードバイクを持っていると色々やれる幅が

広がるなと書いていて改めて思いました。故に、きちんとそのロードバイクごと

にポジション設定をしないと乗りたい気持ちが萎えてきてしまうので、注意

しましょう。

ではでは~~~

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