やっぱりコーヒーは、ハンドドリップがいい。で、おなじみのrodanサイクルです。
なんなんですかね。豆を挽いて、お湯を掛けているだけなのですが、味だけでなく、
こころが温まる、そんなコーヒーを素人でも楽しめるのは幸せですね。
今回は、以前にも語ったことのあるチューブについて書いていきます。
最近話題になった、結局どのチューブが良いのか?といった記事にヴィットリアのLATEX
は、転がり抵抗が一番低いというものを読んで、触発されまして、早速乗ってみました。
結果としては、かなり良い!!
ということで、軽量チューブとしてお気に入りのブリジストンの軽量チューブと比較して
何が、どのように良いのか書いていきたいと思います。
では、いってみよ~~~
チューブを選ぶに当たって大切なこと
ここの対比の前に、まずはチューブを選ぶに当たって大切なことについて
書いてみます。
大切なのは、色々試して、何が好きかをきちんと見定めることです。
ロードバイク乗り始めの方々は、チューブで走りは変わるの??といった印象をおもちでは
ないでしょうか??
チューブによる走行感は思っている以上に変わります!!
乗り慣れていない方のほうが、かえって気が付き安いくらいと思います。
加えて、チューブの種類は、思っている以上に多く存在するため、自分好みのチューブに
めぐり合うためには、色々試すしかありません。
大別すると以下の通りでカテゴライズ出来ると思います。
・ 素材 現状3種類
・ 重量 当ブログでは、2種類(厳密には4種類にも出来るが。。。)
ということで、少しチューブの種類についておさらいします。詳しくは、以前の記事も参考に
して下さい。
チューブの素材
では、素材から行きます。
素材は、計3つです。
- ブチルチューブ
- ラテックスチューブ
- ポリウレタンチューブ
素材によって、走行感が結構変わります。申し訳ないですが、ポリウレタンチューブは
履いたことがないので、分かりません。
ザクっという特徴を書くとこんな感じです。
ブチルチューブは、メンテナンス楽(空気が抜けづらい)、軽いのはキビキビ動く、重いのは、
露骨にペダリングがツライ、振動がガンガン来る。
ラテックスチューブは、メンテナンスが大変(空気が抜けやすい)、ふわふわした走行感、
振動がこない(疲れづらい)。
ポリウレタンチューブは、想像ですが、登りが楽そう。研究結果によると、走行抵抗は、
ブチルとあまり変わらないとのこと。振動は、分からん!!
こんな感じです。
チューブの重量
次は、重量についてです。
重量は、厳密に分け過ぎると正直理解し難いものにのなるので、単純化させました。
ずばり、
70g±3g以上と以下で重い、軽いに大別しました。
入門者用のロードバイクなどに装着されているようなチューブは、おそらく100gかそれ以上の
重さがあります。個人的には、入門者ほど早々にタイヤとチューブを変えると、ロードバイクの
ポテンシャルの高さに驚ける、且つ楽しくなると思ってます。
ただし、ご注意が必要です。
① パンクについて
やはり軽量級のチューブの方がパンク率は高いと思います。断言しきれないのが、チューブの
問題以上に、きちんと適正空気を入れているか否かの方が重要だったりするためです。
② 重いチューブも使いよう
となると、重いチューブは買う選択肢に全く入らないとなりそうです。実際外に走りに行く
ホイールには、出来る限り軽いチューブをオススメします。しかし、私は、室内トレーニング用
には、重いチューブを利用しております。室内トレーニングには、圧倒的コスパを求めますし、
あくまでもトレーニング用途なので、軽量チューブにする必要がないためです。また、よく
分かりませんが、室内トレーニングをやっていてもパンクをするので、出来る限りパンクが
しづらいチューブを利用したいためです。
ヴィットリア ラテックスチューブ
では、本題のヴィットリアのラテックスチューブについて書いていきます。
ズバリ、オススメ出来ます。
オススメ理由としては、
・ 価格が比較的安価
・ 重量も重過ぎない
・ 研究結果による転がり抵抗が低い
・ なにより疲れない
こんなところです。おのおのの理由について少し深堀します。
価格が比較的安価
ラテックスチューブは、チューブの中では、高額商品に類するものです。
安いチューブであれば、500円程度で購入できますが、どんなに安くても1,000円より高い金額
が必要です。ものによっては、約2,400円もするものもあります。
このヴィットリアのラテックスチューブは、購入場所でも違いますが、約1,200~1,450円程度で
購入できます。ブチルの高額品(1,000~1,800円程度)を考慮すれば安いですよね。
重量重過ぎない
ヴィットリアのラテックスチューブは、思っていた以上に分厚いです。そのため結構重そうだな
と思っていました。お写真ご覧の通り、80g台です。このレベルの重さであれば、重いとまでは
言う必要がないかなと思います。
また、走行感は次に譲りますが、重く無いです。
研究結果による転がり抵抗が低い
気持ちの問題もありますが、研究結果によると最近出ているどのチューブよりもヴィットリアの
ラテックスチューブは、走行抵抗が低いようです。実際に変えてみて走った感想としては、
確かに軽いです。正確には、軽いというよりは、ブチルと違ってゴツゴツ路面の凸凹などを細かく
伝えてこないので、すーーーーっと進んでいく感じです。登りにおいても走行抵抗が軽いせいか
重さによるデメリットを感じさせられませんでした。
実際の走行感の好き嫌いはあるにせよ、かなりの違いを実感することが出来るので、是非試して
欲しいですね。このチューブを試すに当たっては、速い、遅い、初級者、上級者関係ないですね。
最終的には、好き嫌いの世界なので、試すは是非やってみて欲しいな。
結果的に私は気にいっちゃいました。
ちなみにですが、計測誤りの可能性はありますが、時速にして0.2~4km程度速くなっている
のではとサイコンを見ると感じます。これは、見間違いの可能性もあるので参考程度以下で
読み流してください(笑)
なにより疲れない
最後に、何が気にいったって、疲れづらいことです。これは、かなり顕著に出ます。
よくつかわれる絨毯の上を走るようなといった表現がありますが、路面によっては本当に
そんな感じです。ロングライドをしていると余計違いを感じます。チューブの違いに驚く
よりも、路面の凸凹がここまで疲労に影響するものなのかと驚くくらいです。
さいごに
ということで、基本的には、いいことづくしです。
特に、ロングライドをするひとやエンデューロレースに参加する人は必須かと思うくらいです。
しかし、さいごに、合わない人はどんな人かという点についても書いておきます。
・ キビキビ感が低い
・ やっぱりもっと軽い方がいい
この2点ですね。軽い、重いは、人の感覚なので、語ることもないです。しかし、キビキビ感は
要注意です。ラテックスは楽ですが、その分自身の走りにメリハリ感が付けづらいかなと
感じます。ブチルの硬質な走行感はありません。緩急を付けた時に感覚的にも、分かりやすい方が
いいという方にはラテックスは向かないかなと思います。そのため、レースやる方には、かえって
ブチルやポリウレタンチューブの方が良いという人は十分にあると思います。
ブリジストン 軽量ブチルチューブ
では、対極的な商品としてブリジストンの軽量チューブを上げてみます。
このチューブは、ラテックスの良さはありませんが、かなり気にいっております。
それは、こんな感じです。
- 値段が安い
- 軽くて、キビキビ動く
- パンクしづらい
こんなところです。
では、各項目について見てみましょう
値段が安い
値段が安いです。
重量が60g台で、この価格のチューブというのは、中々なものかと思います。
上記の通り、ラテックスチューブとなると、1,000円より高くなることは覚悟せねばならない
です。硬質な走りの方がいいんだよねって方には、当商品がオススメになります。
軽くて、キビキビ動く
メリハリのある走りが好きな人には、このチューブ一択でよいのではないでしょうか。という
くらいに軽快感が高い走行感を得ることが出来ます。アタック掛けるような局面では分かりやすい
反応が返ってくるので、自ら仕掛けることをモットーにしている人などは気にいる可能性が高い
です。また、軽いので登りでの軽快性も高いです。
パンクしづらい
最後に、パンクしづらいです。繰り返しになりますが、パンクはタイヤ、チューブ、空気圧、
路面状況といった様々な要因が発生原因となるので、一概にチューブの性能だけで語ることは
出来ません。しかし、このチューブでパンクが頻発したことはありません。私の経験値一つ
なので、簡単にジャッジ出来ないところではありますが、チューブレスからクリンチャーに
変更してから1年程度経ちましたがこのチューブではパンクしてないですね。
実は、このブリジストンのチューブには、更に軽量なチューブがあります。
(超軽量チューブと呼ばれてます。)
これも、決してパンクし易いということはありませんが、軽量チューブの方が圧倒的に
パンクしづらいです。超軽量チューブは、ヒルクライムレースの決戦用と考えるべきかなと
思います。値段もかなり高くなりますしね。
さいごに
ということで、ヴィットリアのラテックスチューブは、是非試してみようという
記事でした。
冒頭でも書いた通りですが、チューブは思っている以上に走行感に影響を及ぼすということです。
そのため、何が良いよりも、何が好きをきちんと見つけることが重要です。
その『好き』を見つけるためにも、是非色々試して欲しいです。ヒルクライム、エンデューロ、
ゆるめのロングライド、はやめのロングライドなど、シチュエーションによって変えてみても
おもしろいと思います。
今回ヴィットリアのラテックスを使ってみて思うのは、一旦お気に入りが出来ると他の製品を
使わなくなってしまうのはもったいないということです。今までブリジストンの軽量チューブで
かなり満足しており、他の製品を試していなかったのは、勿体なかったなと反省してます。
是非いろいろ試してみましょう!!
ではでは~~~
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