コロナ!自転車?チャンス!?

ロンドファンフラーデレン記念館 05 時事ネタ
世界最大のワンデーレース、ロンドファンフラーデレン(フラマン語)(ツールドフランドル、フランス語)の記念館の写真です。自転車好きなら1度は行って欲しい。ベルギーは、ビールもチョコもいいけど、やっぱりチャリですね。
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想像以上の影響を出している新型コロナウィルスと自転車に纏わることを記事

にしたいと思います。

そもそも、自転車は、3密になることが少ないとされており、コロナの影響で発散不足

になっていることへのソリューションにさえなると話題が聞こえてくる く らいです。

しかし、レースとなると集団走行になることもあり、一般人とは同じようには

くくれないようです。

では、各ジャンルの影響具体についてどうなってるのでしょうか。

  •  世界のプロレースについて
  •  日本のプロレースについて
  •  日本のアマチュアレースについて
  •  コロナのお陰で、まさかの自転車の存在価値アップ
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<世界のプロレースについて>

自転車の世界のプロレースの中心地はヨーロッパです。3月上旬くらいから本格的な

シーズン開幕を迎えます。それより前は、南半球や中東でレースをやっております。

今現在においては、ヨーロッパでビッグレース直前の盛り上がりが期待されている

ころですが、無論中止及び延期処置が施されております。自転車界においての

コロナウィルス 発端のレースは、2月の中東のUAEツアーでした。しかし、当時は、

まだヨーロッパでは感染が広がっておらず、少なくとも4月以降のレースは問題

なさそうでした。

 現状のままで行くと6月以降にも影響が及ぶ可能性が出ております。そして、

自転車界最大のレース、ツールドフランス、にも影響が出かねない状況です。

オリンピックが延期したことで、開催の危機率は若干下がったものの、短縮処置

などが既に議論されているといった報道も出ております。 

 私の知識が正しい場合ですが、もしツールドフランスが中止になる場合は 、

歴史上世界大戦以来かと思います。自転車界にはツールドフランス以外にも楽しい

レースがたくさんあります。しかし、あまりにも有名過ぎてしまい、経済的な打撃が

半端じゃないです。今年の影響が、来年に 引きづり兼ねない レベルと思います。

ちなみに、今年はアメリカ最大のレースの一つツアーオブカリフォルニアという

レースが経済的な理由で中止となりました(これはコロナと全く関係ない)。

<日本のプロレースについて>

 日本のプロレースには、大きく2つの種類に分けることが出来ます。

① 国際レース

② 国内レース

①は、他の国のチームも混ざって開催されるレースをこの場では指します

(当ブログでの名称ですので、公式名称ではありません)②は、国内チーム

でのみ競われるレースです。とのことで、①は空港封鎖や各国の出国等の規制

により中止処置となっております。②については、外国人がチームにいるとはいえ、

日本に滞在しているので、問題なさそうです。しかし、残念ながら中止の報道が

出始めてきました。

日本のレースは、まだまだ知名度が低いです。しかし、Youtubeの活用により徐々

に存在感を出してきていたが所以に、今年の中止は悔やまれます。また、ヨーロッパ

ほど知名度がないため、延期という議論には発展しないようですね。

<日本のアマチュアレースについて>

 とうとう私も気になる、日本のアマチュアレース。つまり、エントリー費用を

支払えば、一般市民だれでも出ることが出来るレース区分です。冒頭の通り、

他のスポーツと比較しても3密に抵触している割合が低く、開催で問題になる可能性

が低いです。実際先週末までレースが開催されており、3月初旬のレースに私も参加

しました。しかし、残念ながらそれも雲行きが怪しくなってきました。本日既に

富士チャレンジ(春)の開催中止がアナウンスされました。4月後半の

もてぎエンデューロも既に中止されてます。いづれのレースも春のビッグレース

だったので運営側もテンションダダ下がりかと察します。

 まだ未定のレースもいくつかある中で、あるレースの実行委員に確認をしたところ、

残念な話を耳にしました。『自転車のイベント自体は問題になる可能性も低く、

やる気でいたが、世間の目が痛く、恐らく延期ないしは中止の方向になりそう

(一字一句同じではないのでご注意くださいませ)。』とのことです。今の状況

まで来ると仕方がないことではあります。 しかし、 テレビのような影響力の大きな

媒体が無責任な煽り報道をするのは如何なものかと思うところです。


 別記事にもしたいと思っていた、今年上半期の目標レースは、悉く中止になりそうです。

< コロナのお陰で、まさかの自転車の存在価値アップ >

コロナウィルス蔓延阻止のため、外出自粛や国や地域によっては都市封鎖までに発展

している地域があります。病気で苦しんでいる方がいる一方で、元気過ぎても発散

できずに苦しんでいる人や特に子供は多いのではないでしょうか?冒頭の通りですが、

少しでも気分転換をするという意味で自転車が見直されております。特に、密閉空間

にいない=外で、密着せず、密集にならない環境で発散が出来るという反3密環境を

自転車は提供しているのです!また、ロードバイクに取り組んでいる方なら、外出は

避けるとしても室内トレーナーで発散は出来なくないです(室内は、室外よりは

面白くないですが。。。)。別の目線では、通勤自転車が改めて注目されている

ようです。それはそうですよね。だって、随分減ったとはいえ、十分密着、密集されて

いる電車の中に何10分もいるなんて、それこそ感染に 自ら いくようなものですよね。

自転車であれば、そのようなことはありません。個人的にはもっとリモートワークが

進むべきと思う反面、社会はそこまで直ぐに対応出来ないこともあり、時代の転換期

の橋渡しに自転車は一役買うことが出来ると思います。

さいごに

コロナショックは、経済、人のフィジカル/メンタルに大いに悪影響を及ぼして

おります。そういった暗い中でも少しでも明るく進むことに自転車が役立てば、

社会の中で単なる移動手段からの脱却につながるかもしれないなと思うのでした。

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